例年ならこの時期は息子一家と、お嫁ちゃんの両親も一緒の箱根旅行に行くのですが
今年は7月末に開催された孫娘のチァーダンスの発表会で、
両家は顔を合わせてお食事しているし・・・
横須賀のご両親は海外旅行を控えているそうで、箱根はパスとの事
私も信州&飛騨の旅行のあとの立山登山で、疲れも溜まっていたので取り止めました。
息子一家は友人家族と伊豆と箱根で三泊して、海水浴&プール&テニスと楽しんだようです。
従兄弟がいない孫達にとっては、ジジババ相手よりは同年代の仲間と一緒の方が教育上も良いはず
我が家の主人も旧盆中はモチロン仕事も休み
猛暑の中、何をする気にもなれないようで、冷房を入れたリビングで毎日ゴロゴロTV三昧
私もいい加減嫌気がさして、疲れ果てましたわ
後半は真っ黒になって帰ってきた孫達と、お墓参りや夏祭り
皆で焼肉屋さんでお食事をしたりの一週間でした。
田代橋から大正池へ(7月19日)
さて・・・
上高地の河童橋で1時間ほど、明け行く穂高の山々を撮影してから帝国ホテルに戻り
アメリカンブレックファーストの朝食をいただきました
そして食後は主人と二人で、田代橋から大正池までの散策路です
林間コースをおよそ15分歩くと「田代湿原」に出ます。
原生林に囲まれた湿原は、白いワタスゲが風に揺れていました。
ここは穂高連峰を望む絶好の展望ポイントとしても知られています。
日の出の撮影地としてもお勧めと聞きました。
穂高についての詳しい説明板が立っていました。
正面の一番大きな雪渓が残るところは「岳沢」なのですね。
湿原のすぐ奥にあるのが「田代池」
霞沢岳や六百山からの伏流水をたたえる田代池は、冬でも凍結しないそうです。
この時期は岸辺の若緑が写り込み、明るく輝いていました
更に10分ちょっと歩いていくと、視界が広がり「焼岳」が正面に見えていました。
右手には穂高連峰が連なっていました。
あの嶺この嶺と、元気に歩いた日々が思い出されます。
「独標」から見た上高地(1992年7月24日)
古い写真で恐縮ですが、西穂の独標から上高地方面を見下ろすとこんな感じです。
焼岳の後ろに見えるのが「乗鞍岳」、左手の山は「霞沢岳」ですね。
丸く印をつけた辺りが「河童橋」周辺でしょうか・・・
息子が大学に入学し車の免許を取得してすぐに、
山岳ドライブテクニックを教えると称して、家族で乗鞍&新穂高と行きました。
夜中に出発して、朝乗鞍の剣ヶ峰に登ってから新穂高に移動
ロープウェーで上がり、新装成ったばかりの西穂山荘に一泊、
翌日親子3人で独標まで登りました。
我が家にとっては最初で最後(多分)の、北アルプス家族登山でした。
西穂高岳に向かう稜線から写した上高地(2006年8月5日)
こちらは山仲間のKさんと西穂高岳に登る途中で写した上高地です。
右端の赤い点のような屋根が「帝国ホテル」のようです。
この時は夜行バスで新穂高まで行き、その日のうちに西穂を目指したために無理があり
あと40分で頂上というところで断念し、西穂山荘に戻りました。
2人とも60歳を前に忙しくなり、体力低下を感じ始めた頃ですね
その時の顛末は「ヨレヨレ登山記」としてこちらとこちらで紹介しています。
(文字サイズを大にしてご覧ください)
「奥穂高岳・頂上」(1994年7月23日)
そしてこちらはまだまだ元気いっぱいで、山登りが楽しくて楽しくて仕方がない頃に
山仲間3人でツァー登山に参加して登った「奥穂高岳・頂上」です。
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あの嶺この嶺歩いた頃は、登れない山は無いと思っていましたが
今では登れる山はあるかしらと、哀しくなりますわ
以前に歩いた穂高の峰々を思い出しながら再び緑の中を歩き出すと、
すぐに「大正池」が現れました。
湖面に立ち枯れた木々が何本も残る幻想的な風景が人気のスポットですが
昔の大正池の姿とは随分変わってしまったような・・・?
その上林間学校の生徒達でとても賑やかでした。
お天気に恵まれ、穂高もバッチリ見えて良い日和です
大正時代、焼岳の噴火により梓川がせき止められてできた「大正池」
今も湖底にはかっての森が沈んでいると言われています。
以前はもっともっと広かったような気がする「大正池」
その後も火山活動を続ける焼岳の土砂が流れ出してきているのでしょう・・・
ここは朝もやが立ち込める時間に是非訪ねるべきですね。
45年前の早朝に来たときは、それはそれは神秘的な光景が広がっていましたよ。
そして穂高を眺めながら散策するには、我々とは反対の大正池から歩くことをお勧めします。
バスで帝国ホテルへ
沢渡に向かう帰りの乗車券を見せれば、バスは無料で乗車できます。
宿泊した帝国ホテルに戻り
巨大なマントロピースが2階まで突き抜けているロビーラウンジ「グリンデルワルド」で
お茶タイムです。
結局オープンデッキに出て、穂高を見ながら楽しみました
このホテルを紹介してくれたMさんのお陰、主人のお陰で良い思い出が残りました。
尚、館内の撮影は遠慮しましたのでこちらの公式ホームページでご覧ください。
前日バスを降りたとほぼ同じ時間に、同じ帝国ホテル前の停留所から沢渡行きのバスに乗り、
私達は丸一日過ごした上高地を後にしました。
ホテルから田代池~大正池を歩かれてのですね。
以前上高地を訪れた時の景色とダブらせて拝見しました。
遠景も良かったですよ。お孫さん達も夏休みを堪能されたようで・・・
ホテルに泊まって丸1日滞在したとは最高の
贅沢でしたね。
昨年、徳本峠の小屋に連泊して霞沢岳に登りました。
ピークがたくさんあり、なかなか手強い山でした。
徳本峠の小屋に新館ができてなかなか快適でした。
昔のランプの小屋も残っていました。
秋の岳沢もなかなかよいです。
小屋が雪崩でなくなり、しばらく不便でしたが新しく
建て直されていました。
テラスに座って星空を眺めるのも山での贅沢でした。
まだまだnao♪さんは歩けると思います。
ぜひ、無理のない山を探して歩いてください。
例年と違った旧盆の日々だったのですね。
「毎日ゴロゴロTV三昧」に「嫌気がさして疲れ果てました」って我が家ではそれが日課の様な物やはり我が家の主婦も嫌気がさしているのかも知れません。
昔見て感動した幻想的な大正池の姿は今はありませんね、タクシーの運転手の話でも池そのものが小さくなっているとの事でした。
田代池若緑の写り込みが素敵です。
昨夜TVでも同じところをやっていました。
私達が行った日はまだ夏休み前でしたが、林間学校の生徒の団体が大勢居ました。
8月はファミリーで混んでいるのですね。
普段は私より色の白い孫ですが、もう真っ黒に日焼けして帰ってきました。
お天気にも恵まれ穂高も見えて大満足です。
帝国ホテルにも泊まれましたしね。
秋の徳本峠や岳沢も紅葉がきれいでしょうね。
山小屋さんの登山記を覚えていますよ。
霞沢は無理でも、徳本峠や岳沢ならまだ上れるかしら?と友人と話した覚えがあります。
去年の骨折で握力が無くなり、杖に頼れなくなりました。
5~6時間の登山なら歩けますが、8時間以上となるともう自信がありませんね。
TVを見ていても文句ばかり(特に政治番組)
静かだなぁ~と思うとウトウト・・・
猛暑の中、こんな日が一週間続いて疲れ果てました。
穂高の山々の景色は変わっていませんでしたが、大正池は変わりましたね。
本当に小さくなっていて、立ち枯れの木も少なくなっていました。
旧盆の時のご主人>毎日ゴロゴロTV三昧、私もいい加減嫌気さして疲れ果てました。
が、我が家はホボ毎日です。
本当に嫌気さしすぎです。
上高地帝国ホテルのセレブ体験、良かったですね。
セレブ気分、せめて一度でも味わってみたいです。
帝国ホテルの建築様式、室内、お料理、そして周りの景色。
あ~あ~羨ましいわ。
デジブックや写真で疑似体験させて貰いました。
私も上高地に行った気分を今味わっています。
後半、息子さん家族ともご一緒に楽しい日々を過ごされて良かったですね。
綺麗に撮られて楽しませていただきました。
一度行きました上高地難無く歩けたあの頃・・
山歩きは無理になりました。
羨ましいですよ。
歩ける内に登山なさってくださいね。
昔の写真時々見てると海外旅行も行きたけど無理か?
なんてね思うこの頃です。
解説付きの山の画像等々を、
見せて頂いて感激しました。
こうして見せて頂くと、
ヤマはほんとうに何処に上っても、
いいモノだと思いました。私は、
もう歳ですから行けませんですから、
せいぜい上高地辺りがいいところで、
毎年欠かさず新緑の頃には、
出かけております。ただ、
大正池も上高地自体も、
随分とムカシと変わりましたから、
淋しくなりましたが、
こればかりはどうしようもないですが。
まだまだ元気で上れるうちは、
挑戦してまた画像とお話を、
見せて聞かせて下さい。
今日は有難う御座いました。
素晴らしい写真付きで色々な所を紹介して下さってるの
で、山には縁が無かった私でも行ってみたいと思う所は沢山ありますが
今回の大正池や河童橋は是非行ってみたいですね。