黒川山の標識の所まで戻り、「鶏冠山」と書かれた道をたどります。
少し下って鞍部に出ると今度は岩登りとなり、赤い印しを頼りに手をつきながら、そして倒木をくぐりながら用心深く登って行きました。
楽チン登山のコースですが、ここだけが足元注意の少々危ない登りです。
そんな中、マウンテンバイクを担いで降りてくる若い二人連れがいました。
「ひぇ~~」
10分足らずで頂上です。
絵のような、谷あいの緑のグラデェーションが目に飛び込んできました
そしてその向こうに「大菩薩嶺」が・・・
本来なら左手に富士山が見えるはずですが、やはり黄砂の影響で霞んでいましたね
頂上直下は深い谷が刻まれていて絶壁になっています。
恐る恐る覗き込んでみると、緑の中にヤマザクラがまだ残っていて・・・その向こうにもう一つの頂上が見えていました。
鶏冠山は二つのピークを持つ山で、南峰の頂上には鶏冠神社奥宮の立派な祠が建っています。
居合わせた男性に頼んで、3人の記念写真を撮りました。
この頂上は黒川山より十数メートル低いのですが、頂上の風格はこちらの方がありますね。
もっとも両方を一くくりにして「黒川鶏冠山」と呼んでいるようです。
三富村に同じ山梨百名山で「鶏冠山」があります。
こちらはスペシャリストしか行けない危険な山なので、間違えないように区別する必要があったのでしょう。
神社の祠の裏手にイワカガミがたくさん咲いていました
マウスオンでご覧下さい。
時計を見ると12時15分になっていました。
スタートしてから2時間15分で登ってきた事になりますね。
頂上でパンを食べ、お喋りを楽しみながらノンビリしました。
狭い断崖絶壁の上ですが、我々3人だけの世界・・・風が心地よくて至福のひと時でした
下り始めて、辺り一帯にシャクナゲの木が多いことに気付きました。
まだほとんどが蕾みでしたが、チラホラとほころび出しているお花もあります
(今頃は丁度満開かもしれません)
急登の場合、登りと下りでは目線が違う事を痛感しましたね。
鞍部に戻ってから、「落合小学校」と書かれた方向に進みます。
途中から「新横手峠」に折れ、来た道を下って「柳沢峠」に戻るか?
このままハンノキ尾根を下って「落合」まで出るか?
登山道の様子を見ながら考えようと・・・
歩く人が少ないせいか、道は少々荒れていますが支障はありません。
こちらの方がミツバツツジや白いガマズミのお花の数が多くて楽しめます。
※ブログ仲間のルンバルンバさんご指摘通り、この白いお花はガマズミではなく「ムシカリ」のようです。訂正させていただきます。
標識が現れ、新横手峠と落合への分かれ道です。
その横で、マウンテンバイクの二人が休んでいました。
「僕達は落合の水道局の駐車場に車を置いてあるけど、道は整備されているし大丈夫ですよ」と・・・
私たちもこのまま下って落合でタクシーを呼ぼう
こちらは何のお花でしょう?
バイカオウレンにも似ていますが・・・?
※こちらもルンバルンバさんとおみやさんに「ワチガイソウ」と教えていただきました。お二人ともありがとうございます
「ネコノメソウがあるわ!」と叫んで写真を撮りましたが、帰って調べてみたら「岩ボタン」(別名ミヤマネコノメソウ)のようです。
我々以外登山者の姿が一人もなく、鳥のさえずりだけが聞こえる新緑の中をひたすら下って45分、車の音が聞こえてくると国道411号線沿いの落合です。
落合には柳沢峠のようにドライブインやトイレの施設が整っていないのが難点ですが、こちらのコースの方が断然山登りをしたという満足感が得られました。
結局タクシー会社にTELしてから、更にコンクリートの国道を700m歩き,「マス釣り場」まで行って、ようやく冷たい飲み物とトイレにありつきました。
タクシーに乗ってから柳沢峠まではでの登りが15分くらいかかりました。
私たちは落合に出ることにより、標高350m位を余計に下ったようです。
ちなみに塩山までのタクシー代は6700円でした。
どれが歩いた山かは定かではありませんが、タクシーの窓から仰いだ柳沢峠は、青い空と白い雲、そして目に眩しいまでの新緑が輝いていました
少し下って鞍部に出ると今度は岩登りとなり、赤い印しを頼りに手をつきながら、そして倒木をくぐりながら用心深く登って行きました。
楽チン登山のコースですが、ここだけが足元注意の少々危ない登りです。
そんな中、マウンテンバイクを担いで降りてくる若い二人連れがいました。
「ひぇ~~」
10分足らずで頂上です。
絵のような、谷あいの緑のグラデェーションが目に飛び込んできました
そしてその向こうに「大菩薩嶺」が・・・
本来なら左手に富士山が見えるはずですが、やはり黄砂の影響で霞んでいましたね
頂上直下は深い谷が刻まれていて絶壁になっています。
恐る恐る覗き込んでみると、緑の中にヤマザクラがまだ残っていて・・・その向こうにもう一つの頂上が見えていました。
鶏冠山は二つのピークを持つ山で、南峰の頂上には鶏冠神社奥宮の立派な祠が建っています。
居合わせた男性に頼んで、3人の記念写真を撮りました。
この頂上は黒川山より十数メートル低いのですが、頂上の風格はこちらの方がありますね。
もっとも両方を一くくりにして「黒川鶏冠山」と呼んでいるようです。
三富村に同じ山梨百名山で「鶏冠山」があります。
こちらはスペシャリストしか行けない危険な山なので、間違えないように区別する必要があったのでしょう。
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神社の祠の裏手にイワカガミがたくさん咲いていました
マウスオンでご覧下さい。
時計を見ると12時15分になっていました。
スタートしてから2時間15分で登ってきた事になりますね。
頂上でパンを食べ、お喋りを楽しみながらノンビリしました。
狭い断崖絶壁の上ですが、我々3人だけの世界・・・風が心地よくて至福のひと時でした
下り始めて、辺り一帯にシャクナゲの木が多いことに気付きました。
まだほとんどが蕾みでしたが、チラホラとほころび出しているお花もあります
(今頃は丁度満開かもしれません)
急登の場合、登りと下りでは目線が違う事を痛感しましたね。
鞍部に戻ってから、「落合小学校」と書かれた方向に進みます。
途中から「新横手峠」に折れ、来た道を下って「柳沢峠」に戻るか?
このままハンノキ尾根を下って「落合」まで出るか?
登山道の様子を見ながら考えようと・・・
歩く人が少ないせいか、道は少々荒れていますが支障はありません。
こちらの方がミツバツツジや白いガマズミのお花の数が多くて楽しめます。
※ブログ仲間のルンバルンバさんご指摘通り、この白いお花はガマズミではなく「ムシカリ」のようです。訂正させていただきます。
標識が現れ、新横手峠と落合への分かれ道です。
その横で、マウンテンバイクの二人が休んでいました。
「僕達は落合の水道局の駐車場に車を置いてあるけど、道は整備されているし大丈夫ですよ」と・・・
私たちもこのまま下って落合でタクシーを呼ぼう
こちらは何のお花でしょう?
バイカオウレンにも似ていますが・・・?
※こちらもルンバルンバさんとおみやさんに「ワチガイソウ」と教えていただきました。お二人ともありがとうございます
「ネコノメソウがあるわ!」と叫んで写真を撮りましたが、帰って調べてみたら「岩ボタン」(別名ミヤマネコノメソウ)のようです。
我々以外登山者の姿が一人もなく、鳥のさえずりだけが聞こえる新緑の中をひたすら下って45分、車の音が聞こえてくると国道411号線沿いの落合です。
落合には柳沢峠のようにドライブインやトイレの施設が整っていないのが難点ですが、こちらのコースの方が断然山登りをしたという満足感が得られました。
結局タクシー会社にTELしてから、更にコンクリートの国道を700m歩き,「マス釣り場」まで行って、ようやく冷たい飲み物とトイレにありつきました。
タクシーに乗ってから柳沢峠まではでの登りが15分くらいかかりました。
私たちは落合に出ることにより、標高350m位を余計に下ったようです。
ちなみに塩山までのタクシー代は6700円でした。
どれが歩いた山かは定かではありませんが、タクシーの窓から仰いだ柳沢峠は、青い空と白い雲、そして目に眩しいまでの新緑が輝いていました
鶏冠山の場所が全然わからなかったので調べてみました。そうしたら雲取山とか金峰山などの憧れの山々の名前が回りに沢山出てきました。標高も1716mと中国地方の最高峰「大山」と同じくらいの高さですね。こちらの感覚ではすごく高い山です。
ですからこちらで1~2ケ月位前に咲いていたものが咲いているのですね。景色も最高ですね。
白い花は木の方がたぶんムシカリ、草本の方はワチガイソウではないかと思います。調べてみてください。
前日のスミレはとんちゃんさんの意見と同じでフモトスミレだと思いますよ。
随所に花が見られるのも楽しく歩けるのでしょう。
下り道は足・膝に負担がかかりますね。もう回復されたでしょうか。
新緑の美しい時期は草花も色々と出てきますね。
白い小さな花はナデシコ科の「ワチガイソウ」と思います。ワダソウと似ていますが違いは花びらの先に割れ目が入っているのが「ワダソウ」です。
「イワボタン」=ミヤマネコノメソウです。もし間違えていたらごめんなさいね。
今日は都内を流れる野川を歩いてきました。3回にわたって
源流から多摩川に合流する20、5キロを歩きました。その前は
多摩川の羽村辺りから最終の羽田沖まで歩きました。何時も
25ニン位の団体なので写真は撮れません。
今朝生まれました。近いうち手伝いに行きます。
いろいろ教えていただいきありがとうございます
去年「入笠山」で見たガマズミに良く似た白いお花だったので、同じものと思い込んでしまいました。
図鑑で見てみると、花弁の大きさが違いましたね。
「ムシカリ」・・・シッカリと覚えなくては
「ワチガイソウ」は初めて見たような気がします。
今一緒に行った仲間とTELで話したのですが、私たちって「高山植物」はアルプスでけっこうたくさん見てきたから分るけど、山野草にはあまり詳しくない・・・と言う結論となりました。
これからも色々教えてくださいね。
宜しくお願いいたします。
大菩薩嶺の後ろにある「黒川鶏冠山」ですが、大山と同じくらいの高さですか?
ちょっとビックリしました。
1500m近くの峠から登るので標高のわりには楽に登れます。
北側には雲取山を初めとした奥多摩の山々、そして奥秩父の両神山まで見えましたよ
翌日、筋肉痛はないのに「膝」がこわばっていて・・・
あの程度の山で膝に来るなんて、ちょっとショックでした
年々体力が落ち膝の弾力性もなくなっているのですね
2~3日後には良くなり一安心しましたが・・・
6年前に山で膝を痛めて炎症を起こし、2回水が溜まった事があります。
その時と似た感じのこわばりがありヒャッとしました。
「無理は禁物!」
段々諦めなくてはならないことが多くなってきています
お孫ちゃん、生まれたんですね♪
男の子?女の子?
何はともあれおめでとうございます
一週間以内におみやさんは山形行きでしょうか?
ご無理をなさらぬ程度に、頑張って下さいね。
山渓の分厚い「日本の野草」という図鑑を見てみました。
イワボタン(ミヤマネコノメソウ)と書かれていました。
同じ事だったようです。
ワチガイソウとワダソウも同じページに載っていました。
こちらは全く知らなかったお花です。
お陰様で勉強になりました。
これからも宜しくお願い致します
凄い体力ですね。やっぱり若い時からの鍛錬ですね。
最近ますます歩くことが少なくなりnaoママさんの山歩きの紹介を読ませていただきながら反省しきりです。
山歩きをすると街中では見られない山野草に出会えますね。
それも山歩きの楽しみですね。
ピンクのイワカガミや可憐な白いワチガイソウ見てみたいものです。
緑も深くて花の種類も多くて絶好の登山になりましたね。
イワカガミがこんなにあったなんて贅沢です。
ワチガイソウは私も今年初めて目にしました。
地味ですが山で見ると極上の味があります。
この山はあんまり人が行かないようですね。
こういうところこそひかれる物がたくさんあると思います。
山野草をめでながらの山歩きはごちそうですね。
4時間程度の山歩きで、大体2万歩くらいになります。
これをせめて月に2回ぐらいやりたいのですが、皆忙しくてちょっと無理なんですよね。
主人と出かけたドライブ旅行はほとんど歩いていないし・・・
健康面を考えれば、毎日一万歩くらい歩くのがベターなんでしょうが、ついつい便利な車を乗り回しています。
他に週に一回アクアエクササイズと自彊術に通い、先月から月に一回の「ヨガ体操」を責任者として立ち上げました。
こうして体を動かしていると、逆にじっとしている方が体調が良くない感じがしますね。
山登りは有酸素運動の他に、綺麗な景色と可愛いお花に出会えるので、一石二鳥なんですよ。
その上心のケァまで出来て・・・
当分やめられそうにありません。
10年くらい前の第3次登山ブームから比べると、最近の山人口は減っているように感じます。
百名山とか、花の百名山とかはまだまだ人が多いのかもしれませんが・・・
私たちはバリバリと働いている仲間がいるので、出かけるのはいつも日曜日なのですが、この状態ですからね。
この「黒川鶏冠山」は思った以上に新緑が美しく、静かでお花もそこそこ楽しめて、良い山でした。
人気の百名山「大菩薩嶺」に隠れていて、穴場かもしれませんね。
ワチガイソウは初めて見るお花でした。
真夏のアルプスのお花だけではなく、このような春の山野草も、もっともっと知りたいと欲が出てきました。
これからも色々教えてくださいね。
宜しくお願い致します。