こちらは新潟県と富山県の県境「親知らず子知らず」に近い糸魚川市「能生」(のう)の海・・・
梅雨の晴れ間の穏やかな日本海です。
そして何故か?、「カニ」(ベニズワイガニ)の画像。
旅のフィナーレが日本海とカニだなんて、思いがけない展開となりました。
6月末に行った二泊三日のドライブ旅行。
一日目は「甘利山&千頭星山」登山、二日目は諏訪大社と別所温泉の「神社仏閣めぐり」。
そして最終日の三日目は、「五味池破風高原」のレンゲツツジの大群落を見てから、日本海側に出ました。
まずは順を追ってご紹介いたします。
6月27日(土)
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いつもの「軽井沢」の宿で一泊した3日目、噴煙をあげている「浅間山」を右手に望みながら「上信越自動車道」を須坂まで走り、午前中はレンゲツツジの中のハイキングを楽しみました。
そして再びこの道路に戻って、新潟県を目指します。マウスオンで妙高連山もご覧下さい
この大きな山並みが見えてきたらもうすぐ北陸自動車道に入り、主人の友人ご夫妻がたまたま寄ってたらふく蟹を食べえらく感激したという、新潟県糸魚川市の「能生の港」に向かいます。
「北陸自動車道」の能生ICで降りると10分足らずで道の駅「マリンドリーム能生」に到着しました。
海に面した広い敷地に、たくさんの施設が揃った一大リゾートエリアです。
「北陸自動車道」はトンネルだらけの高速道路ですが、その工事で出た土砂を海に埋め立ててこの「道の駅」が出来たらしい・・・
私たちはカニを売るお店が並ぶ「かにや横丁」に直行・・・
ここには日本一のベニズワイガニの直売店が並んでいるのです。
ベニズワイガニは減少の著しいズワイガニに代わる資源として漁獲されるようになったもので、生息水深がズワイガニよりさらに深く、水深500m前後から2,500mまでの海底に生息しているそうです。
鮮度落ちが速いため、ズワイガニに比べ1/5前後とかなり安い価格となっていて、味はズワイガニには少々劣るものの、鮮度がよく見入りのよいものはこのカニ特有の甘みがあります。
1000円のカニを2ハイ買うと、800円のカニが二つオマケにつきます
殻入れとハサミを渡され、日陰を求めてテントの中で食べました。
この日は土曜日・・・
ファミリーや若者のグループがカニを丸ごとむさぼるアクティブな風景が展開されていました
早速カニと格闘です | カニ汁は鮪の握りのサービス付き |
フフフフフ・・・ | 美味しいよ~! |
大人も子供もカニ三昧 | 夏の日本海の味覚、岩牡蠣もグ~! |
この大粒の「岩ガキ」は一個500円、その場で殻を開けてくれますので、このままかぶりつきました。
「うまい」
この貝を初めて食べたのは今から10年以上前のこと・・・
鳥海山を登って下りてきて、麓の遊佐温泉に泊まった時でした。
それ以来この味が忘れられなくなり、日本海の海を見ると食べたくなります。
かにや横丁の向こう側は、芝生の中にモニュメントが立つ「海洋公園」が広がっていました。
穏やかな梅雨の晴れ間の能生漁港・・・
置かれているテトラポットが、冬の荒れ狂う日本海を思いださせてくれますね。
「しばらくカニは食べなくてもいいくらい満足したな~」と、カニ好きの主人が大きくつぶやきながら車に乗り込み「道の駅・能生」を後にしました。
5~6分走ってから、「弁天島」で車を止めました。
赤い橋を歩いて渡った「弁天島」の景色をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでマウスオンでご覧下さい
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6月とはいえ30度を越えたこの日、小さな子供達は裸で海に入っていました。
弁天島を紹介する表示板には、この島は300万年前のフォッサマグマの海底爆発でできたと書かれていました。
糸魚川と言えば静岡まで走るフォッサマグマが有名ですが、この西側を西南日本、東側を東北日本というようです。
ここはまさに日本列島の東西の境目なんですね。
弁天様は「安全な航海」の守り神・・・
階段を登った先の赤い鳥居の奥に祭られていました。
30分ほど散歩がてらに遊んでから、いよいよ帰路に着くことにします。
時間は午後四時少し前・・・
北陸道から関越道で帰ることになるかしら?と思いながら、高速道路が1000円の割引の土曜日なので「渋滞考慮」で入力すると、ナビは来た時と同じ「上信越道」を選びました。
帰宅時間は九時半となっています。
思ったより早く帰れそう
軽井沢を過ぎると特異な形の岩山が見えてきました。
すぐ近くの妙義山なども同じ様な感じの岩山ですが、ここを通る度に中国の水墨画を思い出してしまいます。
この先の「横川サービスエリア」で一休み、スタバーでのコーヒータイムを持ちました。
夕食は家でユックリとビールを飲みながら食べたいので、お馴染みの「横川の峠の釜飯」を買いました。
横川からは私が運転して、午後九時過ぎには我家に帰りつきました。
シャワーを浴びてから食べた「峠の釜飯」は、若い頃、仕事仲間と列車に乗って軽井沢に行ってた頃のことが蘇りました。
昔の列車は窓が開いて、ホームの駅弁売りの人からお茶とお弁当を買うのが楽しみでしたね。
主人と出かけた今回の旅・・・
行き当たりバッタリの旅にしてはバリエーションに富んでいて、思いがけなく楽しめました。
梅雨のさ中のドライブ旅行、お天気にも恵まれてヨカッタ!ヨカッタ!
体を労りながら一生懸命働いて、是非叉旅に出ましょうね。
蟹の足の節を抑えて引っ張ると身がきれいに出てくる食べ方もここで教わりました。
美味しいですよね~~
上信越道で行かれたということは妙高高原をスルーしたのですね。我が山荘はこのインターから7分くらいのところなんですよ。うまく予定が合えばお立ち寄りいただきたいわ。
またいつか楽しみにしています。
夏休みになると、佐渡に3日、富山に3日と二人の男の子を連れて家族4人で毎年行きました。
佐渡には目に前に海があり、泳いだり釣りをしたりできましたが、富山の実家は街の中でした。
どちらかというと子供達は佐渡のほうを喜んでいたようです。
富山に行く時は直江津から8号線を使いました。
途中、能生を通ると道路沿いにたくさんのカニ屋がありました。
ここによく立ち寄る食堂がありました。
佐渡にもカニを扱っている店があります。
毎年暮れにはズワイガニを1箱贈って貰っています。
「年に1度の贅沢」と思って食べています。
イワガキは自分で潜って採りました。
水深3~5mくらいの海底にある岩に張り付いています。
七輪に網を乗せ、炭火で焼いて食べると最高に美味しいです。
今年も7月に佐渡に行きましたが、正味1日だけで水も冷たく泳ぐことはできませんでした。
夏はどこに行ってしまったのでしょう。
美味しい物尽くしでしたね~
この時季の岩ガキの美味しさは天下一品ですね~
私も能登に行った時 初めて食したのですが もうその虜になりました~
最近 食べていないのでうらやましく拝見しました。
カニも美味しそう!
美味しいカニを、たらふく食べて、夜はもうお家。
良い旅でしたね。
岩ガキは、銚子の隣町、飯岡の名物です。
美味しいですね。
妙高高原のインターも目にしましたよ。
紅葉の中を歩いた昨年秋を思い出しました。
ごん魔女さんを知ったのもその頃でしたね。
関西方面からいらっしゃると「能生」の漁港は通り道となりますね。
ここのベニズワイガニはけっこう昔から有名だったのですか?
軽井沢からわざわざ能生まで蟹を食べに行くのですから、主人のカニ好きも相当なもの・・・
カニの殻むきは主人の方が上手でした。
私もカニを思い切り食べたのは北海道以来でしたよ。
本当に不安定な天候の今年の夏で・・・
私も天気予報とにらめっこで「立山」行きをスタンバイしています。
奥様は富山のご出身でしたか
黒部に行った帰りに富山の郷土料理のお店で、岩牡蠣や白海老を食べました。美味しかったです。
佐渡では素もぐりで「岩牡蠣」をが捕れるのですか?
羨ましい~~~
蟹を表にしてアップの写真を撮りたかったのですが「お腹側が上になっているのは新鮮な証拠」と、主人に言われて諦めました。
岩牡蠣の美味しさは、まさに虜になりますよね。
我家近くの小料理屋でも食べられますが、生となると無理のようです。
長々と続いた旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
「飯岡の町」・・・
これは是非行って、生の岩牡蠣を食べたいです。
北陸自動車道ができて本当に富山県方面が近くなりました。
蟹のお店の人の話では、お客様の7割は長野県の方だそうです。
海のない県の方々が、便利な高速道路ができてこぞってやってくるようでした。
近々立山登山を考えていますが、夜行バスでこの道を通って室堂に出る予定・・・
このバスで何度か山登りに行っているのですが、いつも寝ていて、ゆっくり日本海を眺めるのは今回が初めてでした。
やっと完成ですね。読み応え有りました。
1回分がワタクスの2~3倍は有りそうなボリュームでした。
時には、自分の行った所も有ったりして・・・楽しかったです。
今回の旅は、どちらかと言うと、中国地方の私には、行く事が難しいような所ばかりでした。
いつか、親知らず子知らずの方を走ったことが有ります。
こんなに豪勢で安いカニ三昧は魅力たっぷりですね。
運転を代わり合えることも羨ましい。
帰ってから、思い出のほろ苦い「峠の釜飯」と。
沢山の思いの詰まった良い旅行でしたね。
次回は山登りになりますか(^0^)?
それも、あの頃は高校生だったので、もっぱらお勉強が本業、有名観光地程度しか知らないのですよ。
今回のドライブ旅行は丁度1000kmくらいの走行距離となりました。
marriさんなら一人で平気な距離かと思いますが、大雨の時とかは怖いです。
今回はお天気に恵まれて何よりでした。
明後日から立山に行く事になり、先ほど室堂行きの夜行バスを申し込みました。
今度はバスでこの北陸自動車道を走ります。
「どうか釼岳がハッキリと見えますように!」と祈るのみです