この丸いピクチャーズウィンドウは、鎌倉「明月院」本堂のお座敷にある丸窓です。
向こう側の庭園が絵のように浮かび上がっていますね
5月に予定していた山登りがずっと雨で延期になっていて、今度こそ行けると思っていましたが、寸前になって天気予報がコロリと変わり・・・
「曇りのち晴れなら行ってもいいけど、マークがあるのでやめよう」
土曜日の夕方、ヘルパー派遣会社の副社長をしている山仲間のKさんからが入りました。
私たちは大雨の妙高登山でひどい目に遭って以来、決して無理はしないのです。
3度目の延期となりました
梅雨入り後初めての日曜日・・・
時雨れていましたが、激しい雨にはならないようなので主人は仕事に行きました。
私は・・・
山は諦めたけど、多少の雨が降っても楽しめるところはどこだろう?
「鎌倉だわ!」カメラを抱えて家を飛び出しました。
まだ10時前だというのに、北鎌倉の駅を降りたら大勢の人の列が続いていました。
道の両側にもたくさんのアジサイがありますが、日本アジサイの見頃はまだまだこれからのようです。
向かった先は「明月院」
アジサイ寺としても有名なお寺です。
門からすでに人の波でした。
明月院のアジサイのほとんどが「ヒメアジサイ」という日本古来の品種だそうです。
まだちょっと時期が早くて、ブルーの色が何とも控えめ。
これから日ごとに色が変化して、淡い青から深い青になっていくのでしょう。
その透き通るような青色は「明月院ブルー」とも呼ばれています。
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こちらは白い「ヤマアジサイ」でしょうか・・・
楚々とした美しさが大好きです
マウスオンでご覧下さい
今回、私が一番見たかったお花が下の写真の「夏ロウバイ」です。
完全に盛りは過ぎていましたが・・・
このお花を初めて知ったのは、2年前の5月下旬にご近所仲間とこの「明月院」に来た時です。
このブログでもUPしましたが、その時はほとんど観光客の姿も見えず、お寺の和尚さんが親切にお花の説明をしてくれました。
「ロウバイは三種類あります。冬に咲くロウ細工のようなロウバイとこの白いナツロウバイ、そして黒いお花のクロバナロウバイ・・・ここにはこの三つが全部揃っています。ナツロウバイは私が京都から持ってきて増やしたものですから、鎌倉のお寺ではここだけにしかないでしょう」
クロバナロウバイはもう終わっていて・・・
このナツロウバイも辛うじて、2本の木にお花が数輪残っているだけでした
観光客がどんどん増えてきて、本堂の丸窓を写すのも順番待ち状態でした。
あちら側の後庭園にも人の姿が見ていて、何やら紫色のお花がたくさん咲いています。
「そうだ!今は花菖蒲の季節だから中に入れるんだわ!」
マウスオンで、反対側から見た風景もご覧下さい
「明月院」の拝観料300円とは別に、500円を支払って後庭園の中に入りました。
ここは花菖蒲と紅葉の見頃の時だけ入れるのです。
辺り一面に紫色の濃淡のハナショウブが咲き乱れる楽園のような所でした
この丸窓には惹かれます、
とても風情があっていいなあ。
日本の美意識を感じます。
関東にはあまりなじみがありませんが、
西も東も、日本の文化遺産は素晴らしくて、
本当に大切にしたいと思いますね。
ところで、白いやまあじさいというのは、
額紫陽花の仲間かしら、、
自宅の紫陽花、
今年は花の付きがいつもにもまして悪く、
がっかりです・・
ところで、最近、
毎月定番のハイキングの友のひとりが、
子宮がんで入院、手術しました。
でもまだ、
治療の方針も決まっていないそうです。
残りの友とふたり、がっかりして、
落ち込みました、、
お互いに、
健康でお出かけできるうちが華ですね。
これだけって事無いでしょう?・・・と思っていますが!!!
一枚目丸窓。ドッキン!凄くいいですね。ドッキリしました。
誰ァ~れも居ない日に、風景を納められたら・・・カッコ良いのに^^;;
それから、それからロウバイ、素敵な花ですね。ありがとう。
こうなると欲張ってクロバナロウバイも見てみたいです。いつ頃行ったら見られますか。その頃出かけて見たいですね(行かれないのが解かってて・・・そういった性格のワタクスなんです^^;;)
貴女の写真の撮り方は何故でしょう!やっぱりどこかダイナミックです。どうやったらこういった撮り方が出来るのでしょうか。しゃがんでいますか、下からのアップですか?ブツブツ・ムニャムニャ(--;;)
ヤマアジサイの亜流でエゾアジサイがあり、北海道や東北の雪の多い所のアジサイだそうです。
ガクアジサイはヤマアジサイから進化したものではないか?とも考えられているそうです。
山や沢に咲くヤマアジサイと違って、陽射しの強い三浦半島から伊豆半島の海岸に限定されるそうです。
我々は額の形のアジサイを総じて「ガクアジサイ」と呼ぶことが多いのですが、実際はヤマアジサイのことのようですね。
それと変種や園芸種が増えて余計分りづらくなっていると思います。
武士社会の鎌倉時代に建てられたこの地のお寺は禅寺が圧倒的に多く、京都や奈良のお寺に比べると地味でこじんまりしている感じです。
でも、このような丸窓を見ていると、昔の日本人の心の豊かさが感じられますね。
同年代の友人が病気になると身につまされますよね。
michyさんのショックが良く分ります。
手術後の回復には散歩が一番と聞きますので、ユックリとお友達にお付き合いするのも良いかと思います。
自然が傷ついた体と心を慰めてくれるでしょう・・・
前回行った時に「クロバナロウバイ」を写していますので↓をご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/nao5512/d/20060527
何故か?「夏ロウバイ」の写真だけが消えてなくなってしまっているのが残念ですが
(元を削除したからかしら?)
山野草を扱っている園芸店では「アメリカロウバイ」という名前で苗木が売られていますよ。
私の写真がダイナミック?
ウワ~そう感じていただいてとても嬉しいです。
「ドッキリ感」のある写真を目指しているんですよ~
ギリギリまでお花に近づいて、その上ズームを効かせて写しています。
接写フレームを使うことをあります。
今回は「夏ロウバイ」が大きな木の上の方に咲いていたので、
望遠レンズに取替え、更にトリミングしました。
かがみこむ事もモチロン多々あって、ズボンの膝がいつも泥だらけになりますね。
でもそれは一人で撮影に出かけたときだけで、グループで遊びに行った時は瞬間芸で済ませています。
ボヤボヤしていると置いていかれますからね~
そんな時はコンデジで記録写真と割り切って撮っています。
naoママさんのブログをみて思い出しました。
数年前・・・
友人と鎌倉散策をしたとき、お庭が公開されていて、”ラッキーだね!”とゆっくりと見たものでした。
そういえば今の季節だったなぁ~と思い出しました。
日曜日だったからでしょうか?たくさんの人ですね・・・
平日に行ったので、人も少なくてゆっくりとみたような気がいたします。
また 友人とあれこれおしゃべりをしながら・・・
残りのお寺めぐりをしたくなりました。
明日も楽しみにしております (*^_^*)
丸窓からの景色が一幅の絵となってここからの眺めはいつ見てもこころ休まります。
控えめな淡いブルーのヒメアジサイは明月院ならではのあじさいですね。
明月院ブルーとはすてきな言い方でぴったり!
そして大御所のナツロウバイ
「やったー!」ですね。
ロウバイの中でとりわけて品性にあふれ一目見て惹かれます。
花菖蒲園が佳境に入ったわけですね。
鎌倉と日本の美 naoママさんならではの感性のたまものを次に期待します。
今日はなんといってもヒメアジサイとナツロウバイが頭から離れません。
我が家でもアジサイが咲き始めましが、殆ど色づいてなくて・・
明月院ブルーって言うんですか? きれいですね。
冬のロウバイのように、匂いはあるのかしら・・・
何回か行ってるのに、どこを見てたのかしら・・・見落としばかりで・・・今度行ったら、丸窓は見て見たいです。
コメント有難うございました。なかなか更新できなくて。
機会があったらお出かけください。
昔と随分様子が変わったようですね。拝見してびっくりしました。
鎌倉に住んでいたころ、早朝のサイクリング、
人の居ない明月院で紫陽花を見ていましたが
その頃は丸窓など無かったような・・・。
紫陽花の道を通り、山門をくぐってひっそりとしたお寺さんでした。
その頃は入園料などありませんでした。
紫陽花の頃は相当な人出ですから、観光収入を当てにするのは当然ですね。
お手入れだけでも大変でしょうからね。
私の知っている明月院、もう、ん十年も前のお話ですものね(爆)))))
3種のロウバイ、初耳です。
クロバナロウバイ、是非見たいものです。