午後2時頃「大鹿村」に着きました。
宿のチェックインまでまだ1時間あります。
ネットで調べた「夕立神パノラマ公園」から見たアルプスの写真が素晴らしいので、村の何でも屋さんで聞いてみました。
「あそこからの眺めは日本一だよ。是非行きなさい」と、元気なおばぁ~ちゃんにも勧められ、鳥倉林道を登って12kmの道を行きました
(1)
山好きにとっては本当に日本一の眺めかもしれません・・・
「夕立神パノラマ公園」の展望台からは、東に雪の南アルプスがドォ~~ン
赤石岳(3120m)から小赤石岳(3080m)の稜線が見えています。
2003年に主人と歩いた時は、あのトレイルで雷鳥の親子を見ましたよ。
(2)
こちらは「荒川三山の前岳と中岳」でしょうか?
手帳に控えてきましたがちょっと自信がありません。
荒川小屋から中岳までの斜面には一面のお花畑が広がっていて、その美しさは南アルプス1番と言われています。
4年前、荒川小屋に泊まった私たち夫婦も、お花畑の中を感激しながら登りました
(3)
(1)(2)(3)と、連山を南から順番に写しています。
北に見えているのが日本一高い峠と言われている「三伏峠」(2560m)
峠から更に北に進めば「塩見岳~北岳」へ、南に行けば「荒川岳~赤石岳~聖岳」まで縦走できます。
一番左端にちょこんと白い頭が見えているのが「塩見岳」(3047m)でしょうか・・・
前々回にはトップに朝の南アルプスの写真をUPしましたが、山を歩いたり写真撮影をしたりする時に気になるのが、太陽の光が巡光か逆光かという点です。
午後の展望台は、南アルプスに陽があたり、逆光の中央アルプスよりも目が向きました。
午後の中央アルプスは、逆光の上に雲が多くて、残念ながら良い写真がありません(伊那谷の雰囲気を感じ取って頂けたら幸いです)
これが朝の写真となると、太陽の光の関係で逆になりますから、綺麗な綺麗な中央アルプスが撮れました
山歩きも太陽の光を背にして歩いた方が、景色が明るく見えますね。
鳥倉林道は曲がりくねった狭い道路で、落石も多く見られますが、全線舗装されていて、三伏峠への登山口である豊口には駐車場もあるようです。
この季節は新緑が綺麗ですが、秋も素晴らしいと聞いています
林道の途中、標高1600mの所にあるのが「夕立神パノラマ公園」
突然眺望が開けて、伊那谷の向こうに中央アルプスが見えてきます。
ここに駐車場があり、100m歩いて展望台に行きました。
標識の横に、このような案内板が・・・
ここでも又地質学のお勉強です。
周りには緑色の石がたくさん転がっていますが、これらは約2億年前に、南海の海底爆発によって噴出した岩石が、太平洋のプレートで運ばれてきたものだとか・・・
そして近くの豊口山の石灰岩は、サンゴや微生物の殻が堆積して出来たそうです。
う~~ん、地質学にはやはり悠久のロマンが感じられますね。
宿のチェックインまでまだ1時間あります。
ネットで調べた「夕立神パノラマ公園」から見たアルプスの写真が素晴らしいので、村の何でも屋さんで聞いてみました。
「あそこからの眺めは日本一だよ。是非行きなさい」と、元気なおばぁ~ちゃんにも勧められ、鳥倉林道を登って12kmの道を行きました
山好きにとっては本当に日本一の眺めかもしれません・・・
「夕立神パノラマ公園」の展望台からは、東に雪の南アルプスがドォ~~ン
赤石岳(3120m)から小赤石岳(3080m)の稜線が見えています。
2003年に主人と歩いた時は、あのトレイルで雷鳥の親子を見ましたよ。
こちらは「荒川三山の前岳と中岳」でしょうか?
手帳に控えてきましたがちょっと自信がありません。
荒川小屋から中岳までの斜面には一面のお花畑が広がっていて、その美しさは南アルプス1番と言われています。
4年前、荒川小屋に泊まった私たち夫婦も、お花畑の中を感激しながら登りました
(1)(2)(3)と、連山を南から順番に写しています。
北に見えているのが日本一高い峠と言われている「三伏峠」(2560m)
峠から更に北に進めば「塩見岳~北岳」へ、南に行けば「荒川岳~赤石岳~聖岳」まで縦走できます。
一番左端にちょこんと白い頭が見えているのが「塩見岳」(3047m)でしょうか・・・
前々回にはトップに朝の南アルプスの写真をUPしましたが、山を歩いたり写真撮影をしたりする時に気になるのが、太陽の光が巡光か逆光かという点です。
午後の展望台は、南アルプスに陽があたり、逆光の中央アルプスよりも目が向きました。
午後の中央アルプスは、逆光の上に雲が多くて、残念ながら良い写真がありません(伊那谷の雰囲気を感じ取って頂けたら幸いです)
これが朝の写真となると、太陽の光の関係で逆になりますから、綺麗な綺麗な中央アルプスが撮れました
山歩きも太陽の光を背にして歩いた方が、景色が明るく見えますね。
この季節は新緑が綺麗ですが、秋も素晴らしいと聞いています
林道の途中、標高1600mの所にあるのが「夕立神パノラマ公園」
突然眺望が開けて、伊那谷の向こうに中央アルプスが見えてきます。
ここに駐車場があり、100m歩いて展望台に行きました。
標識の横に、このような案内板が・・・
ここでも又地質学のお勉強です。
周りには緑色の石がたくさん転がっていますが、これらは約2億年前に、南海の海底爆発によって噴出した岩石が、太平洋のプレートで運ばれてきたものだとか・・・
そして近くの豊口山の石灰岩は、サンゴや微生物の殻が堆積して出来たそうです。
う~~ん、地質学にはやはり悠久のロマンが感じられますね。
背中に浴びる日差しの暖かさ、頬をなでる風の心地よさ、ミドリの若葉の香り、時折聞こえるカッコウの鳴き声、遠く流れる白い雲に色々な思いをめぐらせた、青春の日々が思い出されます。
いつもながら、盛り沢山の記事ながら、たった1枚の写真に参ってしまった、Jisamaです。
このコースを走ったのですか。博物館の館長に薦められたのですが、道が狭そうなので行きませんでした。
写真を見ると、それほど悪い道ではなさそうですね。
残念なことをしました。 近くに行きましたときには立ち寄ってみたいと思います。
海底にあったものを山の上で見ると、地震の時に説明されるプレートの動きというものが納得出来そうですね。
主人を含めて、若い頃「山」をやっていた中高年の男性にとって、南アルプスというのは特別な感情があるようですね。
人を寄せ付けない大きな山容と不便さがよりいっそう、憧れをかりたてたのでしょう・・・
jisamaさんのコメントの文章からもその気持ちがあふれ出ています
今回はこの私ですらも、”あの青春時代はもう戻ってこない、あの頃の体力ももうないし”と感じた旅でした。
でも・・・
世の中便利になって、歩かなくても眺めるだけならまだまだ出きると、希望も繋いだ旅でした。
この鳥倉林道は、分杭峠を走る国道153号線と似たりよったりの幅の狭さですが、国道ほど整備されていなくて、落石が多く熊のフン?まで落ちていました。
ちょっとヒヤヒヤしながら行きましたよ。
それでもこれだけの展望が見られるのですから、行った甲斐がありました
次回機会がありましたら、是非足を延ばしてみてください。
この展望台で、地元の飯田市からきたという中年のご夫婦に会いました。
「今日のように山が綺麗に見える日は、一年のうちでもそうザラにはないよ。まして昨夜雪が降ったようだから山がよりいっそう輝いて見えていて、居ても立っていられずにやって来た」と言ってました。
私たちは本当に恵まれたと思います
太陽の光があたった「中央アルプス」が見たくて、モチロン翌朝もこの展望台に行きましたよ
でも、早朝の今、ここで、素晴らしい景色を見て、楽しみ、生き返りました。
いいものですね。
自然の素敵な雪化粧のある山々景色は、・・・・。
さて、昨日は、拙いブログを見て、コメントありがとうございました。
おまけ(1)の花は、カラタネオガタマですか。
ありがとうございました。
助かりました。
これかも、何か、気づかれたら、お願いしますね。
真っ青な空と真っ白な頂き しかも白樺の白も引き立て役になって素晴らしい風景写真です。
こんな景色はごちそうです。もう見ているだけで感動の渦が高まってきました。
緑色岩というのもなにやらロマンがあっていいですね。昔は海だったんですね。
大昔に隆起した珊瑚や微生物なんて!ジュラ紀!
山も海も太古の昔から今につながっているんですね。
雪の白山や大日岳の綺麗な写真を、siawasekunさんの所でも見せていただきました。
桜と白山・・・感激しましたよ。
山は良いですね。
さてご紹介した「オガタマ」は神社やお寺に多く、柑橘系の良い香りがするお花です。
私は2006年の5月26日に鎌倉で見た「唐種オガタマ」の写真をUPしていますので、良かったらsiawasekunさんのごらんになったお花と見比べてみて下さい。
ここからの眺めはやはり感激しましたね。
南アルプスと中央アルプスが一度に眺められるのですから、贅沢な場所です
季節にもお天気にも恵まれた良い結婚記念日の旅行となりました。
今回の旅で、日本列島の成り立ちとか、地球の動きだとかを少し思い巡らしました。
普段は考えた事もない分野ですが、実際に断層や緑色の石などを目にすると、悠久のロマンが感じられ、地質学も案外面白いかも・・・と思った2日間でした。