『緩和ケア Vol.16 No.6 NOV.2006』
在宅ホスピスケアに携わるソーシャルワーカーの報告。
紹介先の医療機関との連携がスムーズにいかなかったために、退院=在宅ホスピスが実現しなかった事例を報告。
在宅ホスピスケアでのソーシャルワーカーの役割→「在宅療養への入口、退院調整」。退院に向けての不安があった場合は、入院先に訪問し、「不安を取り除く」ことができるように援助する。
引用「患者紹介の遅れや、状態の悪さから在宅不適応とされ、在宅医療という選択肢が医療者側の判断によって失われることがないように、病院と在宅医療のお互いの立場が理解されるような連携を深める必要がある」
引用について…それとは逆に、疼痛コントロールが不十分なのにも関わらず、「本人が帰りたがっているから」という理由で、退院日直前に在宅ケアの依頼をしてくる医療機関もあった(私の経験から)。
いずれにせよ、在宅でできることとできないこと。これを明示することで、在宅医療への理解を得られることにつながるだろう。
また「紹介をしたから」と、退院調整をマル投げするところもあった。ソーシャルワーカーがいたのにも関わらず…。「連携」は紙一枚や電話一本で済むことではなく、お互いに協力していくことではじめて実現するものだ!とつくづく考えさせられた。
在宅ホスピスケアに携わるソーシャルワーカーの報告。
紹介先の医療機関との連携がスムーズにいかなかったために、退院=在宅ホスピスが実現しなかった事例を報告。
在宅ホスピスケアでのソーシャルワーカーの役割→「在宅療養への入口、退院調整」。退院に向けての不安があった場合は、入院先に訪問し、「不安を取り除く」ことができるように援助する。
引用「患者紹介の遅れや、状態の悪さから在宅不適応とされ、在宅医療という選択肢が医療者側の判断によって失われることがないように、病院と在宅医療のお互いの立場が理解されるような連携を深める必要がある」
引用について…それとは逆に、疼痛コントロールが不十分なのにも関わらず、「本人が帰りたがっているから」という理由で、退院日直前に在宅ケアの依頼をしてくる医療機関もあった(私の経験から)。
いずれにせよ、在宅でできることとできないこと。これを明示することで、在宅医療への理解を得られることにつながるだろう。
また「紹介をしたから」と、退院調整をマル投げするところもあった。ソーシャルワーカーがいたのにも関わらず…。「連携」は紙一枚や電話一本で済むことではなく、お互いに協力していくことではじめて実現するものだ!とつくづく考えさせられた。