nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

愛知県立旭丘高校

2010-07-11 11:44:00 | 作家活動

わが鉄道人生発祥の地を半世紀ぶりに再訪したあと、母校の旭丘高校に向かいました。直線距離はわずかなのですが、40年ぶりの再訪ですから、昔通学していた頃のように古出来町交差点から行ってみたくなりました。

歩道橋って、40年前からあったかな?40年前に走っていた市電は、とうの昔に廃止されて、もちろんありません。昔はなかった案内板に旭丘高校とあります。そう言えば、ナゴヤドームって、近くだったんですね。

バス停が目にとまりましたが、当時は交差点の南じゃなかったかな?
さて、学校へ向かいますが、角には「ふじや」という食堂がありました。そこは、駐車場になっていて、その隣はコミックカフェなんて今風のお店ができていました。そして、裏門付近です。

校舎は建て替えられたのですが、雰囲気は残っています。右に少しだけ見える別館のような建物は新しいもので、この中に図書館があって、そこで今回の教養講座が開かれたのです。昨今、学校は警戒が厳重なのですが、裏門が空いているとは開放的ですね。それでも、卒業生とは言え、部外者ですから、ここから入らないで正門へ周ることにしました。



正門付近の様子も建て替えられたとは言え、当時の面影はあります。雨が降りしきる中、本当に久しぶりに校内へ入りました。

教養講座は、図書室の一角で30~40名の生徒と教員が集まり、こじんまりと行われました。テーマは「わが人生~鉄道と執筆活動と~」。生徒は夏でもあり、思い思いのカラフルなTシャツ姿。女生徒もかなりいて40年前とは隔世の感がありました。和やかな雰囲気で、終了後は、できて間もない鉄道研究会の部室に案内されました。全体として、時代の流れで変化もありましたが、基本的な学校の伝統は脈々と受け継がれているようでした。