nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

いすみ鉄道キハ52、営業運転開始

2011-05-03 21:19:00 | 国内の鉄道
先日、いすみ鉄道(千葉県)の旧国鉄型キハ52チャリティー試運転の模様をレポートしましたが、とうとうGWの4月29日より観光急行列車として営業運転を開始しました。土休日は混むだろうと思ったので、連休の谷間にあたる5月2日(月)に出かけました。

予想通り、ほどほどの混み方で、観光列車の急行券(300円)をゲットできました。席の数しか販売しないので、何とか座れそうです。行った甲斐がありました。急行券は硬券で、ファンを楽しませてくれます。

始発駅の大原に停車中のキハ52です。

車両のサボをチェックしてみました。





なかなか芸が細かいですね。ヘッドマークが付いていなかったので、ホームにいた社長さんに訊いてみましたら、平日はヘッドマークなしだとか。ちなみに土曜は「夷隅(いすみ)」、休日は「そと房」だそうです。そして、この5月2日は「キハ52」の日だそうで、特別の日なのだとか。面白い企画ですね。ほかに女性アテンダントさんもいて、乗客の切符のチェックや案内をしていました。もっとも、まだ見習い中だとか。車内放送は、社長さんみずから行なっていました。

車内は、クロスシートが半分くらい。何と路線図や案内表記は大糸線時代のまま。こだわってますね。

じっと座らないで、運転台後ろで撮影する人もいますから、進行方向窓側の席を取るのは、それほど大変ではありませんでした。おかげで、レールバスとは違って、ゆったりした汽車旅を満喫できました。

田圃の真ん中を走って、のどかなものです。午後に撮りテツした写真です。

↑上は国吉付近、↓下は城見ヶ丘付近の陸橋からです。


最後に、当日入手した急行券、1日フリー乗車券、車内でもらった記念絵葉書&チラシ、それに52の日記念乗車券をご紹介しましょう。


当分は、土日運転、大原~大多喜1日2往復です。

こうした観光列車については、5月中旬発刊予定の拙著「旅が10倍面白くなる観光列車」(平凡社新書)をご覧ください。
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