nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

岡山から大阪へ(3)~赤穂線の旅、その3

2014-06-11 16:05:00 | 国内の鉄道
岡山から播州赤穂に到着。ちょっとだけ途中下車してみました。といっても、異常な暑さだったので、駅前と駅ナカの赤穂浪士ゆかりの展示を見ただけでした。

駅ナカのコンコースには、「ようこそ」の看板があり、とうぜん忠臣蔵のイラストが大きく掲げてありました。

記念撮影用のボードも赤穂浪士です。

駅前広場からコンコースへの階段には、誠忠義士伝双六という絵すごろくが壁面にずらりと並んでいました。やはり赤穂浪士の街なのですね。


さて、あらかじめ立ててあったスケジュールに従って、姫路行き普通列車に乗り込みました。



大阪へ直行するなら、1本あとの新快速が便利なのですが、この日は別の目的があったので、この電車で姫路へ向かい、さらに姫路始発の新快速に乗りついで加古川で下車しました。


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岡山から大阪へ(2)~赤穂線の旅、その2

2014-06-10 22:03:00 | 国内の鉄道
岡山から40分弱で赤穂線伊部(いんべ)駅着。播州赤穂まで、さらに30分ほどかかります。これまで山陽本線よりも海側を走りながら、車窓から海が見えることはなかったのですが、備前片上の手前で、わずかながら瀬戸内海が見えました。


瀬戸内海といっても片上湾という入江で、大海原ではないのです。
さらに進み、日生(ひなせ)に着くと、ようやく目の前に海が広がっていました。ここから小豆島へ行くフェリーも出ているのですね。




その後、再び山間部に差し掛かり、最後に河口付近の鉄橋を渡って播州赤穂に到着となりました。岡山からの列車は、ここが終点なので、一旦下車します。


岡山方面から到着した黄色い電車(右)と並んでいたのは相生経由姫路方面へ向かう電車(左)です。

岡山から大阪へ(1)~赤穂線の旅、その1

2014-06-10 18:12:00 | 国内の鉄道
岡山に1泊して、まともではないルートで大阪を目指しました。まずは、JR赤穂線の播州赤穂行き普通列車に乗ります。このあたいでは、すっかりお馴染の黄色い115系です。

車内は、ボックス席ではなく、転換クロスシートに改造してありました。見知らぬ人と向い合せになることを嫌う人には良いでしょうし、進行方向に向いた席がほとんどになる利点もありますね。ただ、窓の位置と座席が合っていないので、座る場所を考えなくてはなりませんね。


東岡山までは山陽本線を走り、その後赤穂線に入ります。西大寺でかなり降り、ゆったりしたところで吉井川を渡ると、まわりはすっかり田園地帯です。



とは言え、人家もほどほどにあって大自然の中を走るというわけではありません。
邑久に到着。「おく」と読むのですね。「おく」と言うと、東京なら尾久ですが、こちらでは邑久なのです。

長船でもかなり降り、車内は淋しくなりました。長船から先では、列車本数は1時間に1本だけ。風景もかなり鄙びてきました。突然、新幹線の車窓でおなじみの「727」の看板が目に留まりました。「あれ」と思いつつ、反対側、つまり左手を見ると、いつの間にか山陽新幹線が併走していました。「727」看板が見えたのも納得です。

まもなく、伊部(いんべ)駅に到着。駅前の古びた民家が印象的でした。

旅は、さらに続きますが、今日はここまで。

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岡山の旅(4)~30数年振りの宇野駅

2014-06-09 22:38:00 | 国内の鉄道
倉敷の水島臨海鉄道を訪問して岡山駅に戻ってきましたが、日がだいぶ長くなってきたので、夕食を摂ってホテルに戻るにはまだ早すぎます。というわけで、岡山駅から宇野行き電車に乗りました。最近では、茶屋町から瀬戸大橋線経由で四国へ行くことは何回もありましたが、茶屋町から宇野までの路線は、すっかりご無沙汰でした。ブルートレインの宇野行き「瀬戸」に乗って以来ですから、30数年振りの再訪です。

宇野行きは、国鉄時代からの近郊電車115系3両編成。最近、黄色一色に塗り替えられた車両で目立ちます。夕方の帰宅ラッシュアワーにぶつかってしまい、満員です。ドア脇の2人掛けロングシートしか空いていませんでしたが、全員が終点まで行くとは思えません。どっちにしても、帰路は空いているだろうと楽観的に思うことにして座りました。中高生が多く、賑やかでしたが、茶屋町から宇野線に入り、何駅か停車すると半分以上降りてしまい、ボックス席に移動することができました。

宇野駅に到着。行き止まりの終着駅です。


みんな降りてしまった後で、車内の写真も撮ってみました。ノスタルジックなボックス席ばかりですね!

ホームの駅名標

そして外に出て、駅舎も撮影

ブルートレイン「瀬戸」で降り立った当時と同じかどうかは、よく分かりません。宇高連絡船乗り場へ向かう通路があったかと思いますが、証拠写真も(たぶん)撮っていないし・・・。

駅前がこざっぱりとしていて、少し歩くとフェリー乗り場がありました。四国へのメインルートは瀬戸大橋ですから、ちょっと寂しい感じです。


岡山へ戻る電車の発車時刻が近づいてきたので、駅に戻りました。先ほどの黄色い電車が折り返すのだろうと思っていたのですが、そうではなく、別のステンレスの電車が到着。そちらに乗り、茶屋町で別の電車に乗り換えて、岡山駅へ戻ったのでした。


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拙著『テツはこんな旅をしている』の紹介~新聞記事&ラジオ放送

2014-06-07 15:08:00 | 作家活動


3月に刊行された拙著「テツはこんな旅をしている」(平凡社新書)は、発売後3カ月経ち、あまり目立たなくなりました。このまま埋もれてしまうのかな?と半ばあきらめかけていたところ、
突然、毎日新聞の朝刊で紹介されました!

短い寸評ですが、最後の「読むだけでも十分楽しい」がきまっています!
嬉しいですね。

これが6月4日(水)のことでしたが、翌日には、ラジオ関西の午前の番組「羽川英樹のハッスル!」の中の「ハーさんの読んだつもり」という本を紹介するコーナーで取り上げられました。
(羽川アナウンサーご自身から前日に問い合わせの電話があり、恐縮しております)

10分くらいにわたって、羽川アナウンサーは、鉄道ファンだけあって、詳細にコメントしてくださいました。とりわけ、東京から名古屋、大阪を経て姫路に至る「裏道旅」がお気に召されたようで、熱く語っていただきました。関西地区限定の番組ではありますが、パソコンで聴けますので、ぜひご試聴ください。




http://jocr.jp/podcast/index.html#hagawa


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