nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

富士急の新フジサン特急8000系報道公開

2014-07-09 22:08:00 | 国内の鉄道
富士急(山梨県)の「フジサン特急」に新しい車両8000系がデビュー、その報道公開が行われましたので富士山駅(富士吉田市)まで行ってきました。

全くの新車ではなく、元小田急ロマンスカーRSE、主として「あさぎり」に使われていた電車です。ダブルデッカーははずされ、3両というミニ編成。車体は初代フジサン特急同様、富士急オリジナルのフジサンキャラが所狭しと描かれています。しかもパワーアップしたようで、新顔も登場、ずいぶんカラフルになりました。




車内も若干変更し、1号車(大月から富士山へ向かう時の先頭車)は指定席車としてサロンも設置され、観光列車っぽくなりました。

1号車の座席は2人掛けと1人掛けというグリーン車並みにグレードアップ。小田急時代にはダブルデッカー車の下の階にあった座席を持ってきたとのことでした。


カーテンをはじめ、車内のいたるところにフジサンキャラが登場しているのがご愛嬌です。



楽しい車両のみならず、初代フジサン特急よりもずいぶん新しくなった感じです。12日の営業運転開始後に早く乗ってみたいですね。

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七夕の出会い~SL列車のすれ違い

2014-07-07 10:34:00 | 国内の鉄道
7月7日は七夕。織姫と彦星が1年に1回出会う話で知られています。それにあやかって、ここ数年、JR上越線で2つのSL列車がすれ違うイベントが行われているのです。今年は7日が平日なので、7月6日(日曜)に行われました。2つのSL列車とは、蒸気機関車D51形+旧型客車の「SLレトロみなかみ織姫」とC61形+青い12系の「SLみなかみ彦星」です。








午前9時47分に高崎を出発したD51「織姫」は水上で方向転換の後、13時25分に水上を出発。お昼前(11時52分)に高崎を出発したC61「彦星」と後閑~上牧(かみもく)ですれ違う予定でした。出会いの場所は、例年決まっているようで、現地に到着すると、すでに多くの撮り鉄や地元の人たちが、その瞬間を待っていました。今回は、知人の案内によりメディア関係の同業者4人で渋川駅からレンタカーでD51を追いかけながら現地に赴きました。

さて後閑駅を出発する汽笛が響いてC61「彦星」がやってきます。絵になる築堤にさしかかったのですが、D51「織姫」は遅れているのか左側から姿を見せません。

ファインダー越しにC61を追いかけていると、民家が集まっているあたりで、ようやくD51「織姫」がやってきてすれ違い。前の方の「撮り鉄」は家が邪魔して「撃沈」した者多数だったようでした。


一瞬の逢瀬が終わったD51「織姫」は高崎へ向けて走り去って行きました。


まあ、リスキーな撮影ですからやむを得ないですね。毎年このイベントに来ている人の話だと、2勝3敗とか言っていましたね。今年は「負け」です。

さて、逢瀬前に高崎から水上へ向かったD51「織姫」の雄姿を何枚かご紹介しましょう。






「決定的瞬間」の写真は何とか撮れたといった出来でしたけれど、2つのSL列車を何回も堪能できましたし、高崎へは長野新幹線E7系乗車、帰りは大宮まで「リゾートやまどり」乗車といったおまけもあったので充実した1日でした。

テレビ朝日に電話出演

2014-07-01 10:33:00 | 作家活動
山形新幹線車両を改造して車内に「足湯」のある観光列車「とれいゆ」が完成、報道公開されました。それに関連して、ニュース番組で観光列車事情を紹介するとかで、私のところに問い合わせがあり、急遽電話出演することになりました。といってもナマではなく、夜、電話取材があり、それを録音編集したものがテレビ朝日の7月1日早朝の番組「グッド!モーニング」で流されたのです。

2時間以上の長時間番組ですが、私が登場したのは午前6時半過ぎからのコーナー。まずは、山形新幹線車両「とれいゆ」の紹介です。

新幹線といっても、走る区間は福島~山形~新庄のいわゆる在来線区間。ですから時速200km以上で走るわけではありません。

それで、そのあと話が「観光列車」全般に移り、「鉄道事情に詳しい」として私の出番となりました。

ほんの1分程度の、ごくありきたりのコメントの部分しかオンエアされませんでした。おおよその内容は以下のテロップの通りです。






いつものことながら、あっけないですね。では、「花子とアン」ではないですけれど、「ごきげんよう、さようなら」(笑)