徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

45年の時の流れ、変わったもの、変わらないもの

2010-03-25 18:49:38 | 水球
 あるサイト上に、2008年に埼玉で行なわれた高校総体・水球決勝戦の動画が置いてあった。僕らが大阪扇町プール(今はない)で決勝戦をやったのは1963年のことだから、この間45年を経て、何がどう変わったのか興味があり、見てみた。試合時間が長くなるなど、いくつかルールも変わっているが、一番違うのは選手たちの体格だろう。その一方、技術面ではほとんど差はない。むしろ、今の選手たちのプレーの方が、全体的に雑な感じがする。そして何よりも変わったなと感じたのは、ゴールが決まった時の派手なガッツポーズだ。僕らの頃は、そんなことをやったら、コーチにどやされたし、僕らも、得点を取っても、まるで何ごとも無かったかのように平然としているのがクールでカッコいいと思っていた。水球に限らず、最近はどんな高校スポーツでも派手なガッツポーズが当たり前になっている。中にはコーチ自らがやる奴もいる。今、メディアを賑わしている某高校野球チーム監督の「21世紀枠に負けて恥」発言は、相手に対する敬意なんか、これっぽっちもない昨今の指導者が、図らずも馬脚をあらわしたと言うべきだろう。