最近、大流行りの3D映画だが、僕は3Dそのものには全く興味がない。僕が小学生だった1950年代、第1次3D映画ブームがあった。当時は立体映画と言って、もちろん今日のようなデジタル技術はなかったが、表現しようとしていたことは今も昔も基本的には同じだ。最初はもの珍しさだけで受けたが、結局、映画の中味そのものがつまらないとすぐに飽きられた。今回も3D映画ばっかりになると、結局は中味の良し悪しで受けるものと受けないものが出てくるのは自明の理だ。
ところで来年早々に「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの第3作が公開される。しかも今度は3D技術を使うという。これについては僕は違った意味で興味がある。それはこの第3作の時代背景となる1964年という年は、僕の生涯で最も忘れられない年だからだ。大学に進学して上京した年で、この映画のモチーフにもなっている東京オリンピックでは裏方をやったりして、会場となった新宿や渋谷の当時の様子や物語の主な舞台となる下町の雰囲気もよく憶えている。それが3Dを駆使してどこまでリアルに再現されているか、この眼でとくと見てやろうと思っている。
ところで来年早々に「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの第3作が公開される。しかも今度は3D技術を使うという。これについては僕は違った意味で興味がある。それはこの第3作の時代背景となる1964年という年は、僕の生涯で最も忘れられない年だからだ。大学に進学して上京した年で、この映画のモチーフにもなっている東京オリンピックでは裏方をやったりして、会場となった新宿や渋谷の当時の様子や物語の主な舞台となる下町の雰囲気もよく憶えている。それが3Dを駆使してどこまでリアルに再現されているか、この眼でとくと見てやろうと思っている。