徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

あの日のこと

2018-09-06 17:05:41 | ニュース
 朝起きると同時につけたテレビは北海道の地震のニュースを伝えていた。画面で見る光景に2年半前の悪夢がよみがえる。午後になって震度7だったという情報。やっぱりそうかと納得。テレビを見ながら2年半前のあの日々のことをつい振り返っていた。
 二晩を車中で明かした後、当時94歳の母にとってこれ以上は無理と判断。近くの中学校に設けられた避難所を覗いて見たが、そこも母には無理と判断。やむなく、姉婿の親族が経営する保育園の一室に泊めてもらい食事まで提供してもらい助かった。ただ、水が出ない不便さを実感させられた。それからしばらく余震は続いた。車は命綱だったので給油に行ったが、スタンドは軒並み売切れ。あきらめて帰ろうとすると、今度は道路の大渋滞に巻き込まれた。水や食料ほか生活用品を買い求める人々が在庫している店を探し回っていた。今でもゾッとするような思い出だ。おそらく北海道の被災者の皆さんも同じような目に遭っているのだろう。


近くのマンションがわが目を疑うような変わり果てた姿に(2016年4月17日)