徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

桜花散るを惜まぬ人やある

2020-04-28 18:37:00 | 世相
 本妙寺へコロナウイルスの早期終息を願って二度目の参拝に。参拝者は数えるほどしかいない。浄池廟拝殿では僧侶たちによる御祈祷が行われていた。おそらく「コロナ退散」も祈っていたのだろう。
 午後からは先日録画した「古典芸能への招待」のうち「湯谷(熊野)」をじっくりと観た。終盤の「降るは涙か桜花 散るを惜まぬ人やある」のくだりで、そう言えば今年の桜はコロナ騒動で心穏やかには見られず、いつの間にか散ってしまったなぁという感慨が湧いてきて切ない気持になった。


浄池廟拝殿では僧侶たちの御祈祷の声が


いかにせん 都の春も惜しけれど なれし東の花や散るらん