「Stay Home」が合言葉になったりしていますが、ただでさえあまり出歩かないのに、ますます「巣篭り族」になりそう。一日の大半をテレビを見て過すことになりますが、どんな番組を見ても心から楽しんでいないことに気付きます。
そんな気分の昨日、映画「シンデレラ」を放送していました。ディズニーの実写版ですが、今回が初見です。われわれの世代は小学生の頃にディズニーのアニメの方を見ているので、話そのものは特に目新しさもなく、魔法などの場面もCGに慣れ切っているので驚きもありません。ケネス・ブラナーという実力派監督はいったい何をやりたかったのか。やはり子供の頃からの憧れが強いんだろうなぁという感じですね。
いわゆる「シンデレラストーリー」の起源はなんと紀元前に遡るらしく、以来、世界中で好まれる物語なのでしょう。日本でも平安時代の「落窪物語」がありますし、清少納言が枕草子の中で「落窪物語」に触れているくらいですので当時も人気があったのでしょう。熊本にも肥後民話として伝わる「シンデレラストーリー」があります。おそらく「落窪物語」を知っている教養のあるお年寄りが子どもたちに聞かせたのでしょう。どちらかというと復讐ものに近い「落窪物語」に比べ、肥後版は風流な趣きが感じられます。
今日はわが敬愛する荒木精之先生の再話バージョンを掲載してみました。
そんな気分の昨日、映画「シンデレラ」を放送していました。ディズニーの実写版ですが、今回が初見です。われわれの世代は小学生の頃にディズニーのアニメの方を見ているので、話そのものは特に目新しさもなく、魔法などの場面もCGに慣れ切っているので驚きもありません。ケネス・ブラナーという実力派監督はいったい何をやりたかったのか。やはり子供の頃からの憧れが強いんだろうなぁという感じですね。
いわゆる「シンデレラストーリー」の起源はなんと紀元前に遡るらしく、以来、世界中で好まれる物語なのでしょう。日本でも平安時代の「落窪物語」がありますし、清少納言が枕草子の中で「落窪物語」に触れているくらいですので当時も人気があったのでしょう。熊本にも肥後民話として伝わる「シンデレラストーリー」があります。おそらく「落窪物語」を知っている教養のあるお年寄りが子どもたちに聞かせたのでしょう。どちらかというと復讐ものに近い「落窪物語」に比べ、肥後版は風流な趣きが感じられます。
今日はわが敬愛する荒木精之先生の再話バージョンを掲載してみました。