徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

草枕の世界を味わう

2021-06-06 21:12:44 | 熊本
 夏目漱石の小説「草枕」の舞台となった熊本市内から小天温泉までの通称「草枕の道」約16kmを家内と二人で歩いてからもう12年の歳月が流れた。再チャレンジはもう体力的に無理なようだ。そこでたまに、コースの一部をつまみ食いし、「草枕の世界」をちょっぴり味わっている。今日は鳥越峠の茶屋辺りから河内への道と野出への道の分岐点辺りまでを歩いてみた。体調さえよければ鳥越峠の茶屋から野出峠の茶屋跡までだったら歩けるかもしれない。


鎌研坂を登り切ると鳥越峠の茶屋に着く。ここが茶屋跡。現在この下に往時の茶屋が再建されている。


野出峠へ向けていったん坂を下って行く。五六間先きから馬子がふうとあらわれそう。


眼前が開け田植えを控えた大将陣の棚田が姿を現す。遠くに二ノ岳、三ノ岳を望む。