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角田光代の「八日目の蝉」を一気に読む。だいぶ前、そのタイトルを目にして魅かれ、いつか読みたいと思ったが、ついそれっきりになっていた。角田光代の小説を読んだのは「対岸の彼女」以来だ。「対岸の彼女」は、TVMの方を先に見て、原作が読みたくなったが、先日、「八日目の蝉」がNHKでテレビドラマ化されることを知り、今度はぜひ、その前に読んでおこうと思い立った。「対岸の彼女」もたしかそうだったが、この「八日目の蝉」も前半と後半で視点が変わる。そして、ラストで二つの視点が交差する。このラストは涙なしには読むことができなかった。テレビドラマでどう映像化されているかが楽しみだ。
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番組紹介ページ
NHK総合 3月30日(火)22:00スタート(全6回)
【原 作】角田光代
【脚 本】浅野妙子
【出 演】檀 れい:野々宮希和子
北乃きい:恵理菜(薫)
小林星蘭:恵理菜(薫)幼少期
坂井真紀:沢田久美
他の出演:倍賞美津子、岸谷五朗、板谷由夏、京野ことみ、藤田弓子、津田寛治
高橋真唯、あき竹城、左時枝、石井正則、藤村俊二ほか
【主題歌】「童神(わらびがみ)」城南海(きずきみなみ)、オリジナルは古謝美佐子
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「対岸の彼女」(平山秀幸監督/2006年)