アリからみると/作:桑原隆一 写真:栗林 慧/福音館書店/2004年
アリの目線で見た昆虫の写真ですが、恐竜や怪物にみえる昆虫たちです。
アングルは想像つきますが、どうしてこんなに迫力のある写真が撮れたのか、びっくり。
ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、アマガエル、イナゴなどなど。
からだのすみずみまではっきりと見えます。
クワカミキリの角の長さにもびっくりです。
小さなアリも、自分より何倍もあるミミズを運んだりしていますから、小さいだけでなさそうです。
なんでももじもじ/第日本タイポ組合・作/こどものとも/福音館書店/2017年2月号
大日本タイポ組合とは聞きなれないが、どうも駄洒落文字作家のグループらしい。
次から次へと豊かな発想に驚かされる絵本。
この絵本もびっくり。
たろうの顔は、「た ろ う」の文字
はなこの顔は、「は な こ」の文字
いぬも、ねこも
けしきも
動物も
ライオンも、ペンギンも
さるも
ばったも
でてくるものが、名前にちなんだ文字であらわされる不思議さ。
たろうもはなこも宇宙まで。
文字の学習も、こんなところから入っていけるなら、本当に楽しそうです。