どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

アリからみると

2017年10月09日 | 絵本(自然)


       アリからみると/作:桑原隆一 写真:栗林 慧/福音館書店/2004年


 アリの目線で見た昆虫の写真ですが、恐竜や怪物にみえる昆虫たちです。

 アングルは想像つきますが、どうしてこんなに迫力のある写真が撮れたのか、びっくり。

 ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、アマガエル、イナゴなどなど。

 からだのすみずみまではっきりと見えます。

 クワカミキリの角の長さにもびっくりです。

 小さなアリも、自分より何倍もあるミミズを運んだりしていますから、小さいだけでなさそうです。


なんでももじもじ

2017年10月09日 | 絵本(日本)


   なんでももじもじ/第日本タイポ組合・作/こどものとも/福音館書店/2017年2月号

 大日本タイポ組合とは聞きなれないが、どうも駄洒落文字作家のグループらしい。

 次から次へと豊かな発想に驚かされる絵本。

 この絵本もびっくり。

 たろうの顔は、「た ろ う」の文字
 はなこの顔は、「は な こ」の文字

 いぬも、ねこも
 けしきも
 動物も
 ライオンも、ペンギンも
 さるも
 ばったも

 でてくるものが、名前にちなんだ文字であらわされる不思議さ。

 たろうもはなこも宇宙まで。

 文字の学習も、こんなところから入っていけるなら、本当に楽しそうです。