どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ふしぎなのり

2017年10月16日 | 絵本(日本)


    ふしぎなのり/安野 光雅・作 遠山啓・監修/福音館書店/1981年

 ”のり”というのは、くっつけるのりです。

 のりにかぎらず、ちがったものがくっついて、ひとつになっているよ!と自分から考えてみてといっているようです。

 洋服はファスナーがついて
 動くおもゃはキャスターがついて

 さらに色と形の組み合わせ
 ことばと絵を組み合わせて
    横の「にんじん」と縦のもじ「まっくろけの」をくっつけて「まっくろけのにんじん」
    ブタと「ぺちゃんこの」をくっつけ「ぺちゃんこのブタ」
    月と「まいごになった」をくっつけ「まいごになった月」

 などなど、ことばあそびの楽しさも。

 紙を三角、四角、三角形に切り取り、その組み合わせで自由に作り出す楽しさもあります。

 2016年特製版として発行されています。