どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

地面の下をのぞいてみれば

2017年12月02日 | 絵本(自然)


       地面の下をのぞいてみれば/カレン・ラッチャナ・ケニー・文 ステーブン・ウッド・絵/六曜社/2017年

 いつも不思議に思っているのが、太陽、地球、月の位置が正確に計算され日食の時期や見える時間が示されたり、彗星の現れる時期がわかること。

 宇宙のことが話題になる一方、意外と地球の内部は取り上げられることが少ないのではないでしょうか。

 絵本図鑑となずけられたこの絵本は、地面のすぐ下から、地球の中心部までの構造がコンパクトにまとめられています。

 小さじいっぱいの土には10億以上のバクテリアがすんでいるとあってまずおどろかされます。

 生きものたちで大にぎわいの地面の下から、地球を構成するプレート、火山の仕組み、内核、外核、マントル、地殻まで。

 さらに地球の北極は磁石のS極、南極はN極というのですが、英語で言えば逆になっているというのも不思議です。

 雨が土のなかへすいこまれていくのは重力のせいなんですね。