どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

せみのこえ

2018年05月15日 | 絵本(日本)


   せみのこえ/ちいさなかがくのとも/槐 真史・文 かわしまはるこ・絵/福音館書店/2017年7月号


 ほとんどが2ページをつかって、縦につながっています。

 木とセミ、セミの鳴き声だけ。

 木が勢いよく上にのび、ごちごちした感じが自然そのまま。

 ジリジリ  ニィーンニィーン
 ミーンミンミンミーン  シャアシャアシャアシャア
 オーシンツクツクオーシンツクツク  ヂッヂッヂッ
 ギイイイイ  キキキキ

 近くでどれだけのセミの声が聞こえるでしょうか。
 ちいさいとき、セミの羽化の瞬間をみることができたら、学者を目指すかも。
 一度だけ2時間ほど待って羽化の瞬間をみたことがありました。それも都会の真ん中で!  

 高校生がセミの成虫の寿命を調べ、「セミは地上に出てから1週間程度しか生きられない」というのは俗説で、実は1カ月くらい生きていることを、野外調査で“証明”したとありました。(山陽新聞社2019/06/19)


ぼくは ぞうだ

2018年05月15日 | 五味太郎


    ぼくは ぞうだ/五味 太郎・作/絵本館/2008年


 ぞうさん、なにかいっています。

 なに?なに?  写真やテレビはいや
 どうして?   ぼくが おおきくてりっぱなぞうだということがわからないじゃないか!

 そうかあ!
 
 みんなと一緒に写すとか、重さや背の高さをくらべさせてみて

 目盛りや数字を読めない人は?

 シーソーや食べる量をみてみて

 でもみんな ぞうはおおきくてりっぱとわかっているよ。

 大きい小さいというのは、ほかと比較することでわかるもの。

 ぞうさんの説明にうなずきました。

 動物園に行く前に読んでみたい絵本です。