せみのこえ/ちいさなかがくのとも/槐 真史・文 かわしまはるこ・絵/福音館書店/2017年7月号
ほとんどが2ページをつかって、縦につながっています。
木とセミ、セミの鳴き声だけ。
木が勢いよく上にのび、ごちごちした感じが自然そのまま。
ジリジリ ニィーンニィーン
ミーンミンミンミーン シャアシャアシャアシャア
オーシンツクツクオーシンツクツク ヂッヂッヂッ
ギイイイイ キキキキ
近くでどれだけのセミの声が聞こえるでしょうか。
ちいさいとき、セミの羽化の瞬間をみることができたら、学者を目指すかも。
一度だけ2時間ほど待って羽化の瞬間をみたことがありました。それも都会の真ん中で!
高校生がセミの成虫の寿命を調べ、「セミは地上に出てから1週間程度しか生きられない」というのは俗説で、実は1カ月くらい生きていることを、野外調査で“証明”したとありました。(山陽新聞社2019/06/19)
ぼくは ぞうだ/五味 太郎・作/絵本館/2008年
ぞうさん、なにかいっています。
なに?なに? 写真やテレビはいや
どうして? ぼくが おおきくてりっぱなぞうだということがわからないじゃないか!
そうかあ!
みんなと一緒に写すとか、重さや背の高さをくらべさせてみて
目盛りや数字を読めない人は?
シーソーや食べる量をみてみて
でもみんな ぞうはおおきくてりっぱとわかっているよ。
大きい小さいというのは、ほかと比較することでわかるもの。
ぞうさんの説明にうなずきました。
動物園に行く前に読んでみたい絵本です。