オバケやかたのひみつ/大島妙子/偕成社/2001年
おばけが大好きなマイケルくん。部屋のカーペットはオバケ模様、おもちゃもおばけ、パジャマもガイコツ模様。おまけにこわそうなマスクもいっぱい。
建築家のパパの部屋で、ほこりをかぶったダンボール箱をみつけました。なかからでてきたのは古いおうちの模型。すっかり気に入ったマイケルが窓辺においておきました。
満月の夜、おうちの模型に あかりがついていました。マイケルがのぞいてみると、オバケがいっぱいで掃除をしています。指をだしオバケがマイケルの指にさわると、マイケルはちいさくなって模型の部屋にはいるこができました。
部屋の掃除がおわり、お風呂にはいると、オバケたちはなにやらワイワイつくりはじめました。料理が出来上がると、みんなで食事会です。
あそびがおわると、オバケたちは「つぎの まんげつのよるに・・」といって、つぎつぎに 空に 飛んでいきました。
次の満月の夜、マイケルは部屋に入ってきたパパとジュースをのみながら オバケたちを まちます。
パパもちいさいころ、オバケにあったようですよ。オバケやかたのようなおうちの模型には、TOMという名前がかいてありました。
グレーっぽい絵の色調が続いた後、オバケがでてくるところは、とっても華やかな雰囲気です。