どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

やまのおんがく

2023年03月22日 | 絵本(日本)

    やまのおんがく/室井 さと子/岩崎書店/2018年

 

 草笛をふいていた うさぎと ”ぼく”が 山へ行くと あっちからも、こっちからも いろんな音が。

 山道をのぼっていくと コルリ フクロウの声が 聞こえてきました。

 日陰に残っていた雪には、たくさんの足跡。

 日当たりのいいところでは、”ケキョ ケキョ カッコー”の音。

 水の音、いきものの声、風の音は、まるで 山が合唱しているよう。

 うさぎの家で 一休みして、山へ出かけると、突然のカミナリ。

 うさぎと はなれてしまいますが、すぐに 再会して やまの 音楽会へ。いろんな音が 音楽になって 山中に 響き渡ります。

 

 ページの下3㎝の幅に、”みつけてね”とあって、山の生き物が 図鑑風に紹介されています。何度も見ていると気がつきますが、初見では難しい。

 動物や鳥など、60種類ほどのいきものが 紹介されていますが、全部隠し絵になっているかは、発見できませんでした。

 音楽会に集まっている動物や鳥たちは、じつにさまざま。