どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち

2023年09月10日 | 絵本(日本)

   もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち/長崎慎吾/童心社/2023年

 

町一番の工事会社のもぐら建設が、リスさん一家から頼まれたのは、

・かたむいた 木を なおす

・キッチンを広くする

・おふろを たらしくする

・こどもべやを つくる

・お部屋を ふやすこと。

さっそく 地下の 事務所から 地上の 工事現場へ向かった もぐらの職人さんたち。

シャベルカーとクレーン車を使って 木の傾きをなおし

クレーン車で 材木を つりあげて あたらしい お部屋を つくっていきます。

ところが大事件が発生。

リスさんたちが ためておいた 部屋から どんぐりの洪水が 流れ出しました・・・。


工事がテキパキすすんでいきます。

表紙の見返しには、アーム付きトラック、ダンプカーなどの工事車両、裏表紙の見返しには、工事報告書があって、工事の様子が一目瞭然。

 

どんぐりの形をした倉庫は、ボタンを押すと どんぐりや くるみが でてくる仕掛け。

デフォルトされた工事車両の活躍、建設会社の親方をはじめ、会社の仲間ひとりひとりが紹介されています。

 

乗り物に興味がある子に おすすめです。