ボート池の桜の枝で1番子を5羽育てたEペアは、Fペアと縄張り争いをしたあと、橋の正面に浮巣を作った。
▲イトモで作った浮巣 7月19日
▲卵は3つ。7月30日
何しろ、ボート乗り場にも近いので、ボートがすぐ近くに来る。店の人が「鳥の巣があるから近寄らないように」と注意してくれたが、
気づかない人もいるので、見物人たちが橋から大声で注意したりしていた。
その上、カワウが近寄ってくるし、卵を狙うスッポンが3匹もあたりをうろついていたので、親鳥は、卵をあたためる暇なく絶えず警戒したり、追い払ったりで忙しそうだった。
巣の上にオオタカが乗った写真を撮られた方もいた。
卵は4個産んだようだが、3個に減ってしまった。
▲2羽の雛が同日に孵る。8月9日
▲3羽目も10日に孵る。写真は8月12日
▲雛は2羽になってしまった。8月18日
こうしてEペアは、結局1番子5羽、2番子3羽(-1羽)計8羽の雛を孵した。
Fペアは、最初の巣が流れて不安定だったせいか、2番子の巣は、弁天池エリアに作る。
▲8月2日、見ている前で卵を一つ産んだ。
▲8月23日 3個の卵のうち1個が孵る。
▲3羽とも無事に生まれた。8月31日
▲9月1日の雛
▲古巣のあった場所へ雛を連れていく親 9月21日
やはりここが自分たちのテリトリーだという意識があるのだろうか。
Fペアは、3羽+3羽で、6羽の雛を孵したことになる。
一等地以外で営巣したボート池のペアたちは、巣を作るためのよい場所がなくて苦労した面もあったが、なんとか2番子まで育てることができた。
最後に初めから弁天池エリアで営巣したGペアの場合につづく。