鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

カイツブリ2020 備忘録⑥

2020年10月22日 | カイツブリ類

ボート池の桜の枝で1番子を5羽育てたEペアは、Fペアと縄張り争いをしたあと、橋の正面に浮巣を作った。

▲イトモで作った浮巣 7月19日

▲卵は3つ。7月30日

何しろ、ボート乗り場にも近いので、ボートがすぐ近くに来る。店の人が「鳥の巣があるから近寄らないように」と注意してくれたが、

気づかない人もいるので、見物人たちが橋から大声で注意したりしていた。

その上、カワウが近寄ってくるし、卵を狙うスッポンが3匹もあたりをうろついていたので、親鳥は、卵をあたためる暇なく絶えず警戒したり、追い払ったりで忙しそうだった。

巣の上にオオタカが乗った写真を撮られた方もいた。

卵は4個産んだようだが、3個に減ってしまった。

▲2羽の雛が同日に孵る。8月9日

▲3羽目も10日に孵る。写真は8月12日

▲雛は2羽になってしまった。8月18日

こうしてEペアは、結局1番子5羽、2番子3羽(-1羽)計8羽の雛を孵した。

Fペアは、最初の巣が流れて不安定だったせいか、2番子の巣は、弁天池エリアに作る。

▲8月2日、見ている前で卵を一つ産んだ。

▲8月23日 3個の卵のうち1個が孵る。

▲3羽とも無事に生まれた。8月31日

▲9月1日の雛

▲古巣のあった場所へ雛を連れていく親 9月21日

やはりここが自分たちのテリトリーだという意識があるのだろうか。

 

Fペアは、3羽+3羽で、6羽の雛を孵したことになる。

一等地以外で営巣したボート池のペアたちは、巣を作るためのよい場所がなくて苦労した面もあったが、なんとか2番子まで育てることができた。

最後に初めから弁天池エリアで営巣したGペアの場合につづく。

 

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