新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

横手東部酒蔵巡り① 

2022-11-09 23:08:04 | 食文化

本日も満室が続き、お断りしたお客様、ごめんなさい。明日以降は部屋に少し余裕が出来ますので、飛び込みで来られるお客様にも対応できそうです。それでも山岳部の観光道路の冬季通行止めが始まっており、これからの時期は1年で一番閑散となる時期。更に今年は全国旅行支援が行われており、当YHのような低価格施設のニーズは低そうです。

さて、本日ようやく、気持ち的に余裕が出てきたので、酒蔵巡りとなりました。今回の目的地は横手東部。最初に目指したのは横手市街地から国道107号で東に進んだところにある阿桜酒造<酒銘・阿桜>。旧横手市に唯一残る酒蔵で、明治19年(1886)創業となっていますが、紆余曲折あり、昭和45年(1970)に現在地に移転。平成の終わりに関西の酒問屋グループ・田中文悟商店に買収されて経営再建中とのこと。社屋は国道沿いにあり、酒蔵と云うより学校に近い感じの建物で、直売をやっているかどうかは不明。今回も場所確認のため入口で写真だけで終了。

横手の街中に戻って、蛇の崎橋近くにあったと云う横手酒造(旧直利山酒造)<酒銘・大直利>を探そうとしましたが、手掛かりなし。

次に向かったのは、多くの酒蔵があった増田地区。まずは唯一現存する日の出醸造<酒銘・まんさくの花>に。増田蔵通りの南1/3ほどのところにあります。以前は中は見られませんでしたが、現在では直売コーナーや試飲所などもあるそうで、予約なしでもそこまでは入れますが、今日は入口だけ。

次に酒蔵が形として残されている勇駒酒造<酒銘・勇駒>。平成13年(2003)に廃業し、その後はイベントホールなどでも使用されていましたが、今は一部を使用して羽場こうじ店が「旬菜みそ茶屋くらを」として食堂を経営。ただ残念ながら本日は休業日でした。

とりあえず、見てわかる酒蔵は増田には以上2カ所。ここまではあっさりと終了です。ちなみに帰路、十文字駅前によって、新日の丸工場もチェック。増田の日の丸醸造が輸送の便宜を向上させるため、十文字駅に隣接する場所に壜詰工場として昭和43年(1968)に設立した会社。その後日の丸醸造が吸収し、営業部となっているようでした。

のち

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