今年も残すところ50日ほどになり、この辺で今年の収支の着地点がどのくらいになるのかを知っておかないと、目を当てられない大赤字や、税金を払うと云うキャッシュアウトを伴うことになってしまいます。さらに来年にはインボイス制度の導入開始になるため、また昨年頓挫したe-TAXの手続きも必要なので、確定申告が始まる前に税務署に行って相談する必要があります。
現金出納帳から損益計算書を作成してみると、どうにか健全な赤字の範囲で収まりそうです。今年も前半に新型コロナ関連の支援金が出ていたことや、9月以降予想よりもビジネスのお客様が多いので、開所以降初めて税金を払うことになるかと心配しましたが、食材費、光熱費、ガソリン代など諸物価値上がりの影響がチラホラと出ているようで、考えていたよりも経費が多くなっていました。
大幅な黒字になり、税金を払うようになるなら、来年必要になる設備投資や更新修繕費、消耗品の前倒し購入なども考える必要があるため、この時期にある程度の数字をつかんでおく必要があります。
一方で、来年からのインボイス導入に伴い、当YHも消費税納税業者の申請をする必要があるため、2年前から財務は消費税を勘案したものにしてきました。ただ開所以来表計算ソフト一つで確定申告資料を作成してきましたが、消費税を勘案すると、手間が従来の倍になり、また小数点以下の処理など面倒なことも多いのが現実。知り合いの税理士に以前聞いたら、財務ソフトを使わないと無理になる、と云われましたが、どうにか力仕事状態で表計算ソフト、それも2003年バージョンを駆使して作成し続けています。
決算をまとめるのは来年1月の雪の中での作業になります。果たしてその時にどういうことになっているやら、です。