Mars&Jupiter

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ヒナステラの「エスタンシア」を聴きながら横浜から和田町まで歩く

2008-02-16 06:58:12 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日は横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いた曲は、ヒナステラの「エスタンシア」
この全曲版にはバリトンの歌が入っている。
具体的には、第3場の昼のパンパ風の悲歌と
第4場の夜の夜想曲のところである。

「エスタンシア」自体の全体を聴くと、
そこには、夜明けから夜になるまでの一日の
農場の生活がこの作品の情景となっており、
歌は詩の内容がそれを補足している。
だから、詩の内容に深いものがあるのではなく、
そこから見えてくるのは、
農場の生活の一日であり、
その中での喜怒哀楽である。

歌は、魅力的な旋律でいい曲である。
ヒナステラの曲は激しい原始主義的な激しさを持った
ストラヴィンスキーばりの音楽であるので、
その中にあっては、オアシスのような、
情感あふれる、雄大な自然を歌った
染み入るような曲である。
さて、中南米の声楽曲・合唱曲というと
私の持っているCDはこのくらいしかない。
次は別の地域の声楽曲・合唱曲編に
入ることにしようと思う。
コメント
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