Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

山田耕作の「この道」「からたちの花」「ペチカ」などを聴きながら和田町から横浜まで歩く

2008-02-22 08:28:44 | 古典~現代音楽日本編
昨日は和田町駅から横浜まで歩く。
途中聴いたのは山田耕作の「この道」など日本の歌曲集。
多くの歌曲は懐かしく、ほっとさせるものばかりだ。
ベストアルバムの作曲家陣をみると、
山田耕作、滝廉太郎、中田喜直、中山晋平、
そして團伊玖磨と、有名な人物が続く。
それに、作詞家とみると、北原白秋、島崎藤村、
野口雨情、石川啄木、サトウハチロウ、土井晩翠、
それから竹下夢二と有名な人物ばかりがいる。

日本のこれらの歌曲を聴くと、
歌詞そのものは、ある情景を描写しつつ、
その中に情感が込められている感じがする。
曲はそのしみじみとした感じを出すため、
伴奏はあくまでも歌の部分を損なわないよう、
ピアノの技巧的な部分を出すことなく、
和声的な調和を保つのみの伴奏に徹していると思う。
逆に言えば、歌詞を歌う歌手の歌い方に、
その曲が生きるか死ぬかのウェイトがかかり、
その歌詞の意味や描写しようとしているものを感じ、
どう歌うかに神経を配らないといけないだろうし、
それを過度に意識して歌っても、
いけない難しさがあると思う。

それにしても「ペチカ」や「雪の降る街を」を聴くと、
信濃の厳しい冬の季節を思い出してしまう。
どこまで降るんだろうと思うくらいに降り積もる雪、
寒くて帰ってくるとすぐストーヴの前で手をかざし、
暖まらないではいられない寒さ。
(もちろん、「ペチカ」はありません)
それを思い出すと、横浜って暖かいよなあ。
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