Mars&Jupiter

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フランチェスコ・スピナチーノの「リチェルカーレ」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2009-10-09 06:44:58 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は台風が過ぎ去ったあと、晴れ渡った空を見ながら、
三枚町から西谷駅まで歩きました。
そのあと電話で呼び出されて横浜に戻り飲み会に参加。
今日の台風の影響による交通機関の乱れのことをきっかけに
飲み会の話題が始まっていくが、そんな飲み会も楽しいものである。
途中聴いたのは16世紀に活躍したスピナチーノの作品。
彼については、イタリアの優れたリュート奏者であったが、
それ以外の生涯に関する情報は残されていないようだ。
「リチェルカーレ」などの詳しい作曲年代は分かっていないが、
1507年にリュート曲集を出版したことから知られているようだ。
今回聴いたのは、ヤーコブ・リンドベルイのリュート演奏による。
「リチェルカーレ」は、リュートの即興的な部分を聴かせつつ、
少し叙情的な部分を感じさせてくれるしみじみとした作品である。
「さらば、わが恋人たち」はジョスカン・デ・プレのシャンソンを
原曲とした作品をリュート用に編曲したようで、
流れるような旋律の中で、別れの悲しさを感じさせる。
リュートの楽器の魅力が十分に引き出された短い曲である。
コメント
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