昨日は星川駅から横浜駅周辺まで歩きました。
途中聴いたのは1510年生まれのカベソンの作品。
ブルゴス県カストロヘリスに生まれた彼は、
幼い頃に視力を失ったようであるが、
皇帝カルロス1世とフェリペ2世に仕え、
宮廷および王室聖歌隊の音楽家として活躍した。
オルガン奏者として活躍し、多くのオルガン曲を残した。
「ペルセとキリエ」などの作曲年代については不詳である。
今回聴いたCDで、オルガン演奏をしているのは、
パウリーノ・オルティス・デ・ホカーノ神父である。
このCDでは12曲のオルガンが収められているが、
ここでは最初の3曲だけを触れておく。
「ペルセとキリエ(第4旋法による)」は、
宗教的なそしておごそかな感じで始まる曲だ。
そのあと続く2つのキリエはフーガ風で荘厳である。
「『騎士の歌』によるディフェレンシアス」は、
おだやかな感じで主題となる『騎士の歌』が奏される。
そしてその主題をもとにした変奏が展開されていく。
短い中で展開されるその変奏の技法は簡素だが素晴らしい。
「ミラノ風ガリアルダによるディフェレンシアス」は、
イタリア風を感じさせとともに、舞曲風な旋律で、
それをもとに変奏の部分があり、曲の構成も面白い。
最後は幸せに満たされるように明るく穏やかに終わる。
途中聴いたのは1510年生まれのカベソンの作品。
ブルゴス県カストロヘリスに生まれた彼は、
幼い頃に視力を失ったようであるが、
皇帝カルロス1世とフェリペ2世に仕え、
宮廷および王室聖歌隊の音楽家として活躍した。
オルガン奏者として活躍し、多くのオルガン曲を残した。
「ペルセとキリエ」などの作曲年代については不詳である。
今回聴いたCDで、オルガン演奏をしているのは、
パウリーノ・オルティス・デ・ホカーノ神父である。
このCDでは12曲のオルガンが収められているが、
ここでは最初の3曲だけを触れておく。
「ペルセとキリエ(第4旋法による)」は、
宗教的なそしておごそかな感じで始まる曲だ。
そのあと続く2つのキリエはフーガ風で荘厳である。
「『騎士の歌』によるディフェレンシアス」は、
おだやかな感じで主題となる『騎士の歌』が奏される。
そしてその主題をもとにした変奏が展開されていく。
短い中で展開されるその変奏の技法は簡素だが素晴らしい。
「ミラノ風ガリアルダによるディフェレンシアス」は、
イタリア風を感じさせとともに、舞曲風な旋律で、
それをもとに変奏の部分があり、曲の構成も面白い。
最後は幸せに満たされるように明るく穏やかに終わる。