Mars&Jupiter

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マテオ・フレーチャの「戦争(La Guerra)」を聴きながら

2009-10-01 05:39:14 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は一日中多忙をきわめ、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは1481年生まれのフレーチャの作品。
彼は、カタルーニャ出身のスペインの作曲家である。
エンサラーダを得意とし、彼が残した「エンサラーダ集」は、
彼が亡くなったあと甥の手により1581年にプラハで出版された。
1523年から1525年にかけてはリェイダの教会で活動し、グアダラハラに移り、
その後バレンシアへ行き、合唱隊の指揮者として活躍したようである。
シグエンサでは楽長を2年間務めたようである。
「戦争(La Guerra)」の作曲年代の詳しいことは分からない。
今回聴いたCDは、ジョアン・キンバル&ロバート・ウィークメン指揮の
ピッファロ(ルネサンス・バンド)の演奏による。
「戦争(La Guerra)」はポリフォニックな曲で、
ソプラノとアルトのショームと、トロンボーンの前身のサックバット、
バスーンの前身であるダルシアンにより合奏されている。
いかにもルネサンス音楽らしく、華やかな作品である。
コメント
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