Mars&Jupiter

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ジョヴァンニ・マリア・ダ・クレマの「リチェルカーレ第6番」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2009-10-10 09:22:30 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは16世紀に活躍したジョヴァンニ・マリア・ダ・クレマの作品。
彼については、イタリアの優れたリュート奏者で、
ユダヤ人であったようだが、キリスト教に改宗し、
マントーヴァのゴンザーガ家など有名なパトロンのもとで活動した。
「リチェルカーレ第6番」などの詳しい作曲年代は分かっていないが、
1546年には作品集を出版しているようである。
今回聴いたのは、リンドベルイのバス・リュートによる演奏である。
「リチェルカーレ第6番」は、ゆったりとしたテンポで奏され、
しみじみとした感じの曲で、バス・リュートの響きがあっている。
「リチェルカーレ第5番」は、高音部と低音部の旋律が、
かけあいながら進行し、低音の動きが心地いい。
「Saltarello ditto la bertoncina」は、
舞踏風で軽快なテンポのサンタレッロである。
「Saltarello ditto el giorgio」も、
軽快なテンポで演奏されるサンタレッロで、
流れるような旋律の動きがいい。
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