昨日は横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは1543年頃に生まれたバードの作品。
ここからは器楽曲も含めて紹介していきたい。
ウィリアム・バードは、イギリス・ルネサンスを代表する作曲家で、
1563年にはリンカン主教座聖堂のオルガニスト兼聖歌隊長となり、
1572年からはチャペル・ロイヤルのオルガニストになった。
宗教曲のみならず、器楽曲にもすぐれた作品を残している。
「マイ・レディ・ネヴェルス・ブック」は1591年に完成したようだ。
ここでは、その中の「戦い(The Battel)」について触れる。
今回聴いたCDは、ホグウッドのヴァージナル演奏による。
ヴァージナルで演奏されるこの曲は、戦争描写音楽で、
鍵盤楽器でこのような音楽をやるところがおもしろい。
「兵士の召集」から始まる音楽は優雅で華やかで、
これから戦いが始まるということを感じさせない。
「歩兵の行進」は規則的な歩調で和音が叩かれ、
その行進の様子がうまく描写されている。
三拍子による「騎兵の行進」に続き「トランペット」、
「アイルランド人の行進曲」となる。
アイルランドらしい部分を感じさせながら、
「バグパイプとドローン」までそれが続く。
「戦いの行進」は荒々しいリズムに乗って戦闘のシーンとなる。
この部分は素晴らしい効果をみせた音楽である。
終わりにかけて「退却」の音楽となり兵士が混乱しながらも
退却していくかのような感じがすばらしい。
途中聴いたのは1543年頃に生まれたバードの作品。
ここからは器楽曲も含めて紹介していきたい。
ウィリアム・バードは、イギリス・ルネサンスを代表する作曲家で、
1563年にはリンカン主教座聖堂のオルガニスト兼聖歌隊長となり、
1572年からはチャペル・ロイヤルのオルガニストになった。
宗教曲のみならず、器楽曲にもすぐれた作品を残している。
「マイ・レディ・ネヴェルス・ブック」は1591年に完成したようだ。
ここでは、その中の「戦い(The Battel)」について触れる。
今回聴いたCDは、ホグウッドのヴァージナル演奏による。
ヴァージナルで演奏されるこの曲は、戦争描写音楽で、
鍵盤楽器でこのような音楽をやるところがおもしろい。
「兵士の召集」から始まる音楽は優雅で華やかで、
これから戦いが始まるということを感じさせない。
「歩兵の行進」は規則的な歩調で和音が叩かれ、
その行進の様子がうまく描写されている。
三拍子による「騎兵の行進」に続き「トランペット」、
「アイルランド人の行進曲」となる。
アイルランドらしい部分を感じさせながら、
「バグパイプとドローン」までそれが続く。
「戦いの行進」は荒々しいリズムに乗って戦闘のシーンとなる。
この部分は素晴らしい効果をみせた音楽である。
終わりにかけて「退却」の音楽となり兵士が混乱しながらも
退却していくかのような感じがすばらしい。