Mars&Jupiter

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三枚町から西谷まで歩く、そしてジャコモ・ゴンザニスのリチェルカーレを聴く

2009-10-14 05:44:00 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
今回とりあげるのは1520年頃に生まれたゴルザニスの作品。
イタリアのプッリャ州で生まれた彼は、
トリエステなどで活動した盲目のリュート奏者であった。
リチェルカーレなどの作曲年代については不詳である。
今回聴いたCDは、ヤーコブ・リンドベルイ のリュート演奏によるものである。

リチェルカーレは、高音部の単音の旋律から始まり、
それに低音部が追いかけるようについていく。
ゆったりとしたテンポでしみじみとしたところがいい。
パッサメッツォは、軽快なテンポで奏される。
流れるようで歌うような高音部の旋律が美しい。
リュートの楽器の魅力を引き出した曲である。
パドアーナは、舞踏的な躍動感あふれる音楽だ。
高音部と低音部の音が絡み合うように旋律を奏で心地よい。
サルタレッロも舞踏的で魅力ある旋律である。
叙情的でもあり、流れるような旋律は美しい。
コメント
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