三善晃のフルート、チェロ、ピアノのためのソナタを聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

昨日は、三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1933年生まれの三善晃の作品。
フルート、チェロ、ピアノのためのソナタは、1955年に作曲された。
聴いたＣＤは、小出信也のフルート、
黒沼俊夫のチェロ、小林道夫のピアノの演奏による。
第一楽章は、ソナタ形式による。
ピアノの音に導かれフルートが旋律を奏で、チェロが支える。
フルートが主題を奏していくが、フランス的な部分を感じる。
第二楽章は、チェロ独奏によるゆったりとした旋律で始まる。
これにフルートが絡み、やがてピアノが加わっていく。
途中からピアノが軽快に音型を奏で、チェロとフルートが絡み、
盛り上がりをみせたあとチェロ独奏の部分となり、
フルートも加わり、最後はチェロ独奏で静かに終わる。
第三楽章は、ロンド形式による楽章である。
ピアノの伴奏に乗り軽快な主題がフルートによって奏されていく。
チェロも絡みながら、リズミカルに音楽は進行していく。
ピアノとチェロとフルートのアンサンブルがなかなかいい。
中間部にチェロ独奏があり、フルートがそれに絡み、
やがてピアノも加わり、盛り上がって最後軽快に終わる。