Mars&Jupiter

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福士則夫の打楽器とオーケストラのためのCHROMOSPHEREを聴く

2011-02-18 05:42:31 | 古典~現代音楽日本編
昨日は、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1969年生まれの福士則夫の作品。
CHROMOSPHEREは、1981年に作曲された。
打楽器とオーケストラのための作品で、
1981年第7回民音現代音楽作曲音楽祭で初演された。
その後改訂されたが、聴いたCDはこの初演版によっている。
聴いたCDは、吉原すみれ、岡田真理子、荒瀬順子、高田みどり、
佐藤迪、山崎秀樹のパーカッション、尾高忠明指揮、
東京フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
冒頭から打楽器が鳴り響き、強烈な印象を与える。
そのあと長く伸ばす音に合わせ、打楽器が絡んでいく。
各打楽器奏者が打楽器を鳴らし、リズムを刻む中、
弦楽器がゆらめくような音を奏で、金管楽器が鳴り響き盛り上がる。
そのあといったんパーカッション奏者のソロが続き、
再びオーケストラが絡んでいき、再びソロの部分となる。
このソロの部分は比較的長く、演奏者の技術が発揮される。
そのあと再びオーケストラが絡んで、金管楽器が鳴り響き、
他の打楽器が一斉に打楽器を打ち鳴らし、盛り上がりをみせたあと、
いったん静まり弦楽器中心になるが、それに打楽器が絡みながら、
徐々に盛り上がりをみせ、トランペットなど金管楽器が鳴り響き、
クライマックスを迎え、いったん静まり、ティンパニが残り、
強烈なリズムを鳴らしながら、最後は盛り上がりをみせて終わる。

なお、今回までとりあげた日本編のCD等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html
参考にしていただければ幸いです。
コメント
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