昨日は、三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、1916年生まれの柴田南雄の作品。
「優しき歌 第二」は、1959年に作曲された無伴奏混声合唱のための作品で、
立原道造のソネット集から4つの詩を選んでいる。
聴いたCDは、田中信明指揮、東京混声合唱団の演奏による。
第一曲「また落葉林で」は、自由な感じで歌われる。
「いつの間に もう秋」ということばが、
女声から男声の歌へと歌い継がれ、移りゆく季節を感じさせる。
2節の「おまえが」というところが少しドラマティックである。
3節のところでまた表情が変わり、各声部の絡みあいがいい。
第二曲「朝に」は、軽快にせかせるような感じで歌われ、
器楽の伴奏のようにハミングする合唱がなかなかである。
第三曲「また畫に」は、「花でなく 小鳥でなく」で、
女声合唱がみせる掛け合い、そこに加わる男声合唱のところがいい。
5節で「おまえは」に対し、「生きている」と語りかけるところもいい。
第四曲「午後に」は、草を食べる山羊の情景が歌われるが、
詩の深い内容を見事に合唱で表現している感じがする。
途中聴いたのは、1916年生まれの柴田南雄の作品。
「優しき歌 第二」は、1959年に作曲された無伴奏混声合唱のための作品で、
立原道造のソネット集から4つの詩を選んでいる。
聴いたCDは、田中信明指揮、東京混声合唱団の演奏による。
第一曲「また落葉林で」は、自由な感じで歌われる。
「いつの間に もう秋」ということばが、
女声から男声の歌へと歌い継がれ、移りゆく季節を感じさせる。
2節の「おまえが」というところが少しドラマティックである。
3節のところでまた表情が変わり、各声部の絡みあいがいい。
第二曲「朝に」は、軽快にせかせるような感じで歌われ、
器楽の伴奏のようにハミングする合唱がなかなかである。
第三曲「また畫に」は、「花でなく 小鳥でなく」で、
女声合唱がみせる掛け合い、そこに加わる男声合唱のところがいい。
5節で「おまえは」に対し、「生きている」と語りかけるところもいい。
第四曲「午後に」は、草を食べる山羊の情景が歌われるが、
詩の深い内容を見事に合唱で表現している感じがする。