Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

諸井誠のピアノのためのαとβ作品12を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2011-02-16 05:42:28 | 古典~現代音楽日本編
昨日は、三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1930年生まれの諸井誠の作品。
ピアノのためのαとβ作品12は、1954年に作曲された。
αとβは双子座のα星とβ星に由来しているということだ。
当初は単一楽章のソナタとして書かれたが、
のちにβの部分を書き足してこのような形になったようだ。
聴いたCDは、小林仁のピアノ演奏による。
αは小ソナタという副題がついている。
クールな感じの当時全盛であった現代音楽であるが、
なかなかよく作られているなあと思わせる作品である。
βは主題としての変奏という副題がついている。
対位法的な手法で主題が変奏されるなどして面白い。
乾いた冬の空の中で、またたく星たち、
そんな風景の中聴くこんなドライな音楽も、
なぜだか合うかなと思いながら、駅まで歩く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする