Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーの交響曲第2番H.295を聴く、そして三枚町から上星川まで歩く

2011-06-02 20:11:55 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は三枚町から上星川まで往復して歩きました。
今回とりあげるのは、マルティヌーの交響曲である。
交響曲第2番H.295は、1943年コネチカット州ダーリエンで完成した。
今回聴いたCDは、アーサー・フェイゲン指揮、
ウクライナ国立交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・モデラートは、簡潔なソナタ形式で書かれている。
幻想的な感じの旋律とリズミカルな感じの旋律が現れ、
展開部でそれら主題が弦楽器中心に変形され、
やがて金管楽器も絡んで盛り上がりをみせたところで、
冒頭の主題が現れ再現部となり、盛り上がりをみせて、
最後は弦楽器中心に冒頭の旋律が現れ、おだやかに終わる。
第二楽章アンダンテ・モデラートは、弦楽器の伴奏の上で、
クラリネットとオーボエが旋律を奏で、そのあと弦楽合奏となり、
木管楽器と弦楽合奏のパターンを繰り返し、金管楽器が絡んでいく。
中間部に木管楽器が下降する音型を繰り返し、弦楽器も下降する音型を示し、
そのあとピアノが3つの音からなる音型を繰り返す。
そのあとは弦楽合奏中心となり、フルートがやさしく旋律を奏で、
オーボエも絡みながら、最後はおだやかに終わる。

第三楽章ポーコ・アンダンテは、スケルツォ風行進曲で、
滑稽な感じの主題が奏され、次に弦楽器により軽快な主題が奏され、
そのあと行進曲風に進行し、金管楽器も加わり盛り上がる。
上昇する音型や下降する音型が繰り返され、目まぐるしく変化していく。
最後は金管楽器が加わり、華やかに終わる。
第四楽章アレグロは、スケルツォ風ロンドである。
シンコペーションの利いた軽快な旋律が奏でられ、
叙情的な旋律も現れ、木管の合奏や弦楽の合奏が入り、
めまぐるしく曲想が変化し、フルートが別の旋律を奏で、
終わりの方では金管楽器が加わり華やかになり、
冒頭の主題も現れ、最後はティンパニが叩く中、
弦楽器が伸ばす音に、金管楽器が加わり華やかに終わる。
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