Mars&Jupiter

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イジー・アントニーン・ベンダのシンフォニア第1番ニ長調を聴きながら、横浜から関内まで歩く

2011-06-10 06:15:20 | 古典~現代音楽チェコ編
昨日は横浜駅から関内駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1722年生まれのベンダの作品。
イジー・アントニーン・ベンダは、スタレー・バナートキーに生まれた。
ドイツでは、ゲオルグ・アントン・ベンダの名前で知られている。
ベンダ家は音楽一家で、音楽家であった父ヤン・イジー・ベンダと
母ドロテア・ブリクシの間に生まれた6人の子どものうち、
5人が音楽家となっており、兄フランティシェク・ベンダは、
ドイツ中心にヴァイオリン奏者と作曲家として活躍していた。
ボヘミアで生まれた彼は兄の活躍sするドイツに移った。
1742年兄フランティシェクが活躍するベルリンの宮廷楽団に入り、
ヴァイオリン奏者として活躍したあと、
ゴータに行き1750年宮廷楽長となり、
劇場音楽の分野に進出し、イタリアに留学し、
メロドラマの分野で活躍した人物のようだ。

今回聴いたシンフォニア第1番ニ長調の作曲年代については、
1750年以降の作品ではあろうが、詳しいことはわからない。
今回聴いたCDは、クリスティアン・ベンダ指揮、
プラハ室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器同士の軽快な掛け合いで始まる。
すがすがしい感じの旋律にホルンが絡み、優雅な感じである。
冒頭の主題は繰り返され、最後はテンポを落としそのまま次の楽章に入る。
第二楽章アンダンテは、叙情的な旋律がヴァイオリンにより奏される。
次に対照的なやや明るい感じの旋律が奏され、
この二つの主題をもとに音楽は展開されていく。
ピチカートで掛け合うヴァイオリンが印象的であり、
優雅さとともに憂いを持った楽章である。
第三楽章アレグロ・ディ・モルトは、
軽快な旋律が弦楽器により奏されて始まり、
それにホルンが加わり、華やかさを加える。
主題をもとに展開されたあと、最後はおだやかな感じで終わる。
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