Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーの弦楽四重奏曲第6番H.312を聴く、そしてみなとみらいから関内まで歩く

2011-06-05 10:01:15 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日はみなとみらいから関内まで歩きました。
マルティヌーの特集もそろそろあと2回で今回は終わりにしよう。
今回取り上げるのは、マルティヌーの室内楽曲である。
弦楽四重奏曲第6番H.312は、1946年冬にニューヨークで作曲された。
今回聴いたCDは、シュターミッツ弦楽四重奏団の演奏による。
第一楽章アレグロ・モデラートは、第一ヴァイオリンに導かれ、
他の弦楽器が入り、躍動的な主題が奏され、印象的である。
対照的にもう一つの主題はおだやかで叙情的な旋律である。
最初の主題を中心に展開され、旋律のやりとりが楽器の間で行われ、
最後はやや悲劇的な感じで終わる。
第二楽章アンダンテは、ゆらめくような動きのトレモロに乗って、
チェロなどが旋律を奏で、やがてヴァイオリンがそれを受け継ぐ。
各楽器が対話するように旋律をやりとりし、曲は進行する。
ヴァイオリンは叙情的な旋律を奏でていく。
後半では他の楽器の伴奏の上でチェロが朗々と歌う部分もある。
最初の旋律が繰り返され、最後はトレモロを繰り返す中、
ヴァイオリンが叙情的な旋律を奏でておだやかにおわる。
第三楽章アレグロは、速い動きの旋律が奏でられ、
楽器同士が旋律のやりとりをし、ここも躍動的な音楽である。
ユニゾンで進行する部分も見せながら、
楽器間の旋律のやりとりがあって、力強く演奏される。
リズミックに奏されながら、盛り上がりをみせて、
その高揚感の中で、最後堂々とした感じで終わる。
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