昨日は片倉町から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは、1883年生まれのカロミリスの作品。
オスマン帝国のスミルナに生まれ、イスタンブルで教育を受け、
ウィーンで作曲などを学んだあと、アテネ中心に活躍した作曲家である。
管弦楽のための三連画は、1937年に作曲され、40年に改訂された。
今回聴いたCDは、バイロン・フィデツィス指揮、
アテネ州立交響楽団の演奏による。
前奏曲(モデラート・アパッショナート)は、
冒頭弦楽器が奏でる民族的な旋律が奏でられ、
ティンパニが力強く叩く音が、それに絡む。
もう一つの管楽器で奏される旋律もエキゾティックである。
間奏曲(イン・テンポ・ディ・ウナ・マルシア・フネブレ)は、
トランペットがファンファーレ風に旋律を奏で、
小太鼓が軍隊の歩みを示すかのように行進曲風のリズムを叩く。
それは葬送行進曲風であり、ヴェニゼロスというギリシア政治家で、
何度か首相を務めた人物が亡くなったことを知った彼がその悲しみの中、
作曲したという話があるようで、やがて音楽は情熱的に盛り上がっていく。
そのクライマックスを築いたあとは静まり、最後は独奏ヴァイオリンが奏で、
ハープがそれに絡む中、オーボエなど木管楽器も絡んでおだやかに終わる。
後奏曲(フィナーレ)は、金管楽器が旋律を力強く奏で、
弦楽器も民族的な旋律を奏で、木管楽器も牧歌的な旋律を奏でる。
これらの旋律が交互に現れ、最後は金管楽器と打楽器が活躍し、
力強くティンパニが叩く中、堂々とした感じで終わる。
途中聴いたのは、1883年生まれのカロミリスの作品。
オスマン帝国のスミルナに生まれ、イスタンブルで教育を受け、
ウィーンで作曲などを学んだあと、アテネ中心に活躍した作曲家である。
管弦楽のための三連画は、1937年に作曲され、40年に改訂された。
今回聴いたCDは、バイロン・フィデツィス指揮、
アテネ州立交響楽団の演奏による。
前奏曲(モデラート・アパッショナート)は、
冒頭弦楽器が奏でる民族的な旋律が奏でられ、
ティンパニが力強く叩く音が、それに絡む。
もう一つの管楽器で奏される旋律もエキゾティックである。
間奏曲(イン・テンポ・ディ・ウナ・マルシア・フネブレ)は、
トランペットがファンファーレ風に旋律を奏で、
小太鼓が軍隊の歩みを示すかのように行進曲風のリズムを叩く。
それは葬送行進曲風であり、ヴェニゼロスというギリシア政治家で、
何度か首相を務めた人物が亡くなったことを知った彼がその悲しみの中、
作曲したという話があるようで、やがて音楽は情熱的に盛り上がっていく。
そのクライマックスを築いたあとは静まり、最後は独奏ヴァイオリンが奏で、
ハープがそれに絡む中、オーボエなど木管楽器も絡んでおだやかに終わる。
後奏曲(フィナーレ)は、金管楽器が旋律を力強く奏で、
弦楽器も民族的な旋律を奏で、木管楽器も牧歌的な旋律を奏でる。
これらの旋律が交互に現れ、最後は金管楽器と打楽器が活躍し、
力強くティンパニが叩く中、堂々とした感じで終わる。