女神まつり

2008-10-13 20:39:44 | 日々

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地元の自由が丘でこの週末、「女神まつり」が開催されました。今年で36回目となるこの祭りは、いわゆる「祭り」のイメージとは異なる雰囲気をもっています。街にはためくフランス国旗、フランス料理やモロッコ料理の屋台の数々、陶磁器の出店などなど・・・。確かにどこかパリの下町クリニャンクールの蚤の市の賑わいを彷彿させます。というより、そういう雰囲気を出すように企画しているんでしょうね。なので御輿やハッピはありません。シャンソン歌手が歌い、ワインを飲みながらジャズを聴く。

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僕の生まれ育った京都には、由緒ある有名な祭り~祇園祭、時代祭、葵祭~があるにしても、それらは決して庶民が参加するための祭りではありませんでした。盆踊りなども記憶にありません。祭りは、近くて、遠い存在。京都にはありがちな感覚ですが、そんなようなものでした。ですから、祭りというものに対し、どこか淡泊な感情が育ってしまいました(笑)。東京に来て、庶民が参加し楽しむエネルギー溢れる祭りを目の前にして、少しそんな気持ちも変わりました。

「女神まつり」の「女神」とは、駅前にたつ銅像の名前です。翼をつけた天使のような像。地元の人々にとっての「自由が丘らしさ」は何かというアンケート結果で、この女神像も多くの票があったようです。そしてこの祭りのスタイルも自由が丘らしさの大切な面だという意見が多いようです。街並みに「らしさ」が出ることは素適ですね。

いつもは、仕事帰りに駅前広場の会場で開かれるジャズコンサートを聴く程度だったのだけれど、今年は昼から繰り出し、クスクスだのワインだの、いろいろ食べたり飲んだり。祭りに参加したわけじゃないけど、ようやく少し地元の名物を知ったかな?

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コメント
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