浮いた洗面カウンター

2018-12-05 22:04:10 | 上池台の家


床面積が100平米・30坪程度の住宅では、洗面スペースと脱衣スペースは、多くの場合 省スペース化のために兼ねることも多く、洗濯機や収納もあわさってかなり高密度になることもあります。
暮らしのなかの、実用的かつ裏方のような役割のスペースですが、「上池台の家」では、あえてゆったりスペースを確保しました。

シンプルな大きな鏡と、すっきりと広がる洗面カウンター。しかも、浮いてます(笑)
スチールの骨組みで見えないように補強し、カウンターを支えています。
カウンター上にはオブジェのような洗面ボウルがちょんと乗っています。

水はねしない、シャワーが使える、掃除しやすい、なるべくコンパクトに などなど・・・実用的なスペースには実用的な要望が多くなるものですが、こんなふうに空間の気持ちよさを優先し「使うことを楽しむ」ことを徹底するのも素敵です。

上からは天窓からの光で明るく、天井も高い空間。
バックスペースだからこそ、気持ちの良い空間に。
そんなことも、暮らしを楽しくする秘訣のひとつだと思います。
コメント
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