僕の設計アトリエには西向きの窓があります。
西に向いているからあんまり大きな窓にすると眩しくなってしまうけれど、ちょうど庭に面していて、眺めもよいはず。
そんなことをよりどころにしながら窓辺のデザインを決めていきました。
外の風景を額縁のように切り取る、きれいな正方形のシルエットにしよう。
せっかくきれいに風景を切り取るなら、木の窓枠でシンプルにつくろう。しかもFIX窓で。
窓辺に座って過ごしているときにちょうどよくするために、高さは低めに抑えよう。
ついでに座れると居心地がよいから出窓にしよう。
ロースクリーンも隠れるように格納できるようにしよう。
そんなふうにして窓辺のデザインができあがっていきました。
毎年、この季節になると黄色い花が咲き誇ります。