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西東京の現場が上棟しました。敷地の状況によりクレーンが使えず、冷たい雨の降る中、人力で1本1本 材木を荷揚げしながらの棟上げ作業になりました。
しかも、登り梁という斜めの構造材が多く、骨組みを組み上げていく作業も難航しますが、無事に組みあがりました。
この住宅は変形した形状の土地に建ち、昨年から施行された「建ぺい率」の緩和規定を受けた計画となっており、斜線制限そのほか法規制を工夫しながらクリアして成り立っています。
設計ではとても苦心しましたので、カタチとなって立ち現れると感無量です(笑)
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この数年のなかでも最も複雑な架構の設計となりました。うごめくような屋根面が印象的。
家族の人数からするとかなりコンパクトな家ですが、出窓やロッジア(屋根の掛かったテラス)など、楽しく居心地よく、広く感じる工夫が満載です。
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