「鎌倉山ノ内の家」の現場が進んでいます。大工さんの仕事も大詰めとなり、空間の輪郭がハッキリしてきました。
猛暑のなかでの「鎌倉小町の家」は鶴ケ丘八幡宮の門前町での仕事でした。
ここ「鎌倉山ノ内の家」の現場は寒さとの闘いです。平地に比べて気温も少し低くなるようです。
携帯電話の電波も届きにくく、まさに山ノ内。そのぶん、眼前に覆いかぶさる山の景色は圧巻です。
断熱性能を確保すべく、樹脂サッシの既製品を用いながらの窓辺のデザイン。
風景を大きく切り取るFIX窓と、風抜きを促す開閉窓。それらの組み合わせとプロポーションによって、窓辺のデザインに独自の表情が出ます。
どんなときでも、ここにしかないオリジナリティのあるデザインを求めたいものです。
落葉した冬の枯れた木々を通してやってくる自然光には独特の風情があります。
できあがったら、この窓辺はダイニングになり、建て主がお手持ちのアンティークのテーブルが置かれる予定。
食事が美味しく映えるダイニングになりそうです。
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