ずっと大切に使い続けているペッパーミルがあります。
スイスの建築家Peter Zumthorがデザインしたもので、ALESSI社から販売されていました。
今はもう廃盤になってしまったようです。
ペッパーミルといえば、テーブルの脇に他のスパイス類と行儀よく並んでいるようなイメージで、決して主役キャラクターではないはずなのですが・・・
このペッパーミルの存在感はものすごいんです。なにしろ高さは30センチほどあります。
ボディ部分はブラックウォルナット材を削り出してつくられていて、ひとつながりの曲面ラインの途中を一刀両断し、そこが回転するようになっています。
もともとはこういう木目のつながりだったのね、と合わせてみる楽しみもあったり。
胡椒の実は金属部分のネジを外して入れます。その動きがメカニカルでカッコイイ!
だんだんと味の出てくるウォルナット材のボディと、いつまでもギラリと輝くメタル部分の組み合わせが妙。
見て触れて使う楽しみに溢れた道具。そんな相棒のような道具は素敵ですね。
どんな料理にも、ちょっと胡椒を一振りかけたくなってしまいます(笑)
これからもずっと愛用するよ~
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