2月25日、一関市花泉町老松の「花と泉の公園」に行ったとき、フリー入場ができる「ぼたん園」を訪れてみました。
入口のすぐ近くにあるアカマツ(赤松)にはコモが巻いてありました。松くい虫を少しでも減らすために昔から公園や庭園などで行われているようです。
赤松林は遠くから見ても幹が赤いので「アカマツ(赤松)」ということがわかります。
アカマツ(赤松)マツ科 マツ属 Pinus densiflora
山野にごく普通に見られる常緑針葉高木で高さ25~35mになる。昔から建築材や土木用材などの外、防風樹、砂防樹、公園樹、庭園樹として植えられてきたので、大きいものは高さ50mになるものもある。「アカマツ(赤松)」の和名は、樹皮が赤褐色であることによる。老木の樹皮は亀甲状の割れ目が入る。クロマツの「オマツ(男松)」に対して「メマツ(女松)」とも呼ばれる。
葉は2個ずつ束生し、長さ7~12cmの針状。クロマツ(黒松)に比べると柔らかい。花は4~5月ごろ開花する。雌雄同株。雄花は若枝の下部につき、雌花は先端につく。球果はクロマツより少し小さく、長さ3~5cmの卵状円錐形で、翌年の10月に熟す。
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